コース/講座紹介 英国IFPAアロマセラピー

IFPA会員活動発表フォーラム

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IFPA会員活動発表フォーラム

日本人の英国IFPA認定アロマセラピストたちによるアロマセラピーに関する症例や研究、ビジネスなどの活動報告

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日程

2023年2月11日(土)
※このイベントは終了しました

時間

10:00-17:30

参加費

IFPA会員:4,400円(正会員、学生会員、休眠会員)
一般:5,500円

参加方法

ハイブリッド(来場またはオンライン)
視聴者は東京か大阪かどちらかの会場(定員あり)でのご参加、またはZoomでのオンライン参加よりお選びいただけます。
どちらも後日3週間でご視聴いただけます。

対象

どなたでもご参加いただけます

CPDカテゴリ

A・6ポイント

イベントの概略

英国最大のプロフェッショナルアロマセラピスト協会であるIFPA。世界的な第一人者と言われる著名なアロマセラピストたちやアロマ界のバイブルと言われる書籍の著者たちをはじめ、さまざまなフィールドで活躍するクリニカルアロマセラピストを束ねている国際的なアロマセラピー団体です。

近年、日本人のIFPA認定アロマセラピストたちが増え、サロンやスパ、医療、福祉施設やスポーツ施設、教育現場など、日本のさまざまな現場におけるアロマセラピーの導入に力を注いできました。コロナ禍に入ってもIFPA認定アロマセラピストたちの活動の勢いは留まるところを知らず、精油を軸とした新ビジネスや社会貢献、臨床研究、商品開発など、新たな取り組みもたくさん見られます。

このフォーラムは、日本においてクリニカルアロマセラピー界を牽引してきたIFPAアロマセラピストたちが、普段の活動や取り組みをシェアし、交流し、互いに学び合うイベントです。アロマセラピストの方はもちろん、勉強中の方、これからアロマセラピーを学ぶことに関心がある方にも、きっと新しい情報や活動のヒントが得られるでしょう。どうぞご参加ください。

プログラム

10:00-10:10
開会のご挨拶
ギル佳津江、冨野 玲子
10:10-10:50
禁煙治療とインヘーラーによるアロマセラピーの併用療法の臨床研究について
畑 亜紀子
10:50-11:30
ウクライナ避難民支援としてのアロマセラピー
MAMIKO
11:30-12:10
精油吸入によるマインドフルネス瞑想~瞑想に好まれる精油の統計と瞑想実演~
中村 智美
12:10-13:35
休憩
13:35-14:25
日本産精油の魅力:臨床に取り入れて思うこと
和田 文緒
14:25-15:05
医療機関でのアロマセラピストの役割~コロナ禍で継続した院内ケア~
松尾 薫
15:05-15:15
セラピストサービスソレイユ 「ソレイユメディカルCafé」の活動紹介
亀井 由美
15:15-15:25
休憩
15:25-16:05
やまなし水源地ブランド「みずともり」成立の事例研究
京ヶ島 弥生
16:05-16:45
アロマとキャリアカウンセリングの融合
松本 久美子
16:45-17:25
「命を活かす、そのために。」~薬剤師のつぶやき~
頓宮 美樹
17:25-17:30
閉会 写真撮影

ゲストスピーカー紹介

日本産精油の魅力:臨床に取り入れて思うこと

和田 文緒(アロマセラピスト・シーズ代表)

和田 文緒(アロマセラピスト・シーズ代表)

近年、日本産アロマ資源植物を原料とした精油、芳香蒸留水が数多く生産され、セラピーの現場で使用される例も増えている。講演では日本産精油の魅力の一端を探り、海外産精油との併用、香りのゆらぎをどう受け取り、利用するかなど考える機会としたい。

<プロフィール>
東京農業大学 大学院 農学研究科修了。専門は人間植物関係学,花卉園芸学。シーズ(種・種を播く)という屋号で1997年独立。アロマテラピー施術、ワークショップを中心とした活動を行う。18年の東京・緑が丘での活動を経て2019年千葉県我孫子市に移転、シーズ・ラボ準備室をオープン。

発表者紹介

禁煙治療とインヘーラーによるアロマセラピーの併用療法の臨床研究について

畑 亜紀子(京都医療センター、臨床研究センター研究員)

畑 亜紀子(京都医療センター、臨床研究センター研究員)

喫煙者の中には抑うつ傾向が見られることが多く、禁煙治療を開始すると抑うつ傾向は改善されていく。しかし、中には禁煙治療を開始しても抑うつ傾向が改善されなかったり悪化する事があり、そのような場合に禁煙失敗につながることが多いため、抑うつ傾向は禁煙失敗の重要な要因と考えられている。

アロマセラピーには不安感やうつ状態を改善する効果があるとされているため、禁煙治療とアロマセラピーを併用した場合に、抑うつ傾向を改善することが出来れば、禁煙成功にもつながる可能性があると考え、研究を計画し、現在研究は進行中である。

この研究はアロマセラピーから得られるとされる気持ちへの働きかけを応用したものである。実はこのような不安感やうつ状態といった気持ちの落ち込みが原因で生じる問題は多くあるため、禁煙治療以外の様々な分野にも応用できるのではないか、と考えている。

<プロフィール>
京都医療センター緩和ケア病棟で11年間アロマセラピーを行っており、数年前からは禁煙外来にも携わり、現在禁煙治療とアロマセラピーの臨床研究を進行中です。医療や研究の知識が何も無い状態からのスタートでしたが、喜んで下さる患者さんの笑顔のために、少しでもアロマセラピーを医療の中で認められるものにしたいと思い日々奮闘しています。

IFPA/AEAJアロマセラピスト、当院臨床研究センター研究員、公認心理師。

ウクライナ避難民支援としてのアロマセラピー

MAMIKO(プライベートサロンLORVE セラピスト)

MAMIKO(プライベートサロンLORVE セラピスト)

社会貢献の一環として、長期化しているウクライナ戦争の影響で日本へ避難された方へ、アロマセラピートリートメントをボランティア活動として提供いたしました。その中で感じたこと、実際にいただいたお言葉や、心因性ストレスにおけるアロマセラピーの効果について、発表させて頂ければと思います。

<プロフィール>
美容師時代の度重なる心身の不調の原因を探る中で “補完療法としてのアロマセラピー” の存在を知り、自身の回復のために学び始めたことがキッカケで、アロマセラピストへの転身を決意。英国IFPA認定アロマセラピスト資格を取得後に渡英、五つ星ホテル・スパセラピストとして活動し、在英中に英国最大の公的資格VTCTを取得しました。帰国後、忙しない日々の中で頑張り続ける人たちを癒し、応援したいという思いから、広尾にてアロマセラピーとビューティーを掛け合わせたプライベートサロンLORVEを開業しました。

英国IFPA認定アロマセラピスト/英国VTCT認定ビューティーセラピスト/ベトナム医道認定ディエンチャン・セラピスト/美容師/上級心理カウンセラー

精油吸入によるマインドフルネス瞑想~瞑想に好まれる精油の統計と瞑想実演~

中村 智美(真宗大谷派僧侶、(株)木花代表取締役社長)

中村 智美(真宗大谷派僧侶、(株)木花代表取締役社長)

2017年から、ホテル・病院・企業・寺院などで、アロマセラピーとメディテーションを組み合わせたマインドフルネス瞑想を行っています。仏教瞑想をルーツに持つマインドフルネス瞑想は、呼吸に集中し「今、ここ」に意識を向けることで、心のざわめきを落ち着かせると言われています。古来より世界各地で行われている瞑想には、植物の香りが用いられてきた歴史があります。

活動報告では、マインドフルネス瞑想とは何か、瞑想に香りを用いることのメリット、今までに参加された約80名の統計をもとに、瞑想に好まれる香りと精油の種類によって瞑想の入りやすさが異なる点などについてご報告いたします。また、瞑想演習として、精油吸入による瞑想をご体験していただきます。

<プロフィール>
1998年に英国等でアロマセラピーを学び、2001年に株式会社木花を設立。ホテルや産婦人科のサロン、翻訳、輸入販売などの事業を行う。NPO法人日本アロマセラピー福祉サポート協会を設立し、病院で終末期患者への緩和ケアや医療従事者向けの講習会を行う。2004年に仏教と出逢い、真宗大谷派で得度。大学・大学院等で10年以上仏教を学ぶ。葬儀や法要などの仏事だけでなく、アロマセラピーとマインドフルネスを組み合わせ、病院・ホテル・企業などでのメンタルヘルスケア・緩和ケア・終末期ケア・グリーフケアを行う。

英国IFPA認定アロマセラピスト/NPO法人日本アロマセラピー福祉サポート協会理事長

医療機関でのアロマセラピストの役割~コロナ禍で継続した院内ケア~

松尾 薫(Holistic AromatherapyTrees 主宰、JEA講師)

松尾 薫(Holistic AromatherapyTrees 主宰、JEA講師)

産婦人科を中心に医療機関でアロマセラピーを約20年継続してきました。個人病院から総合病院まで、その病院に合った形のアロマセラピーを導入すべく様々なシステムの提案・交渉・導入を進めてきました。

また私一人ではなく、多くのアロマセラピストが夢を夢で終わらせない、自信を持って想いを実現できる「場」を作るべく、双方にとって必要なものは何か、心得ておくべきことは何か、本当に求められるスキルとは何か、などを常に自分自身が考えると共にスタッフと共有してきました。その結果、コロナ禍において医療機関から継続を求められる存在、仕事となり今現在に至ります。

この3年(コロナ禍)で改めて感じたアロマセラピーの力、医療機関でのアロマセラピスト役割、また実際にあったセラピストの心の葛藤などもお伝えし、同じような思いをお持ちのアロマセラピストの皆さんの参考になればと思います。

<プロフィール>
産後ケアのスペシャリストとして20年以上にわたり、医療現場でアロマセラピーを実践。また、ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー(JEA)講師、同校事業セラピスト派遣サービスソレイユで活動、産科ケアアドバイザーとして、医療機関へ派遣されるセラピストの研修や医療施設への導入と実践におけるアドバイスを行っている。過去に緩和ケアでのアロマ、看護学校での授業なども行ってきた。

IFPA認定アロマセラピストおよび同協会認定講師/ARTQ認定妊産婦ケアマスター/Dr.ボッダーアカデミー認定MLDセラピスト/RAJA認定リフレクソロジスト

セラピストサービスソレイユ「ソレイユメディカルCafé」の活動紹介

亀井 由美(高槻赤十字病院 看護師)

亀井 由美(高槻赤十字病院 看護師)

医療の中でのアロマセラピーを行いたいと考えるアロマセラピストは多くいますが、孤立、奮闘し、継続が困難になることも少なくありません。

「ソレイユメディカルCafé」はケアにアロマセラピーを生かしたいと考える看護師やコメディカル、セラピストが、いろんな意見を出し合ったり、一緒に悩んだりしながら、どうしたら現場で取り入れられるのか、どうしたらよりよいケアを行えるのかを一緒に考えていくためのグループです。9年間の「ソレイユメディカルCafé」の活動ついて報告します。

<プロフィール>
2002年より緩和ケア病棟に勤務し、看護ケアとしてアロマセラピーを導入。2006年からは一般病棟においてもアロママッサージを実践。2014年よりJEAのソレイユ内で「メディカルCafé」の代表、運営に関わる。

英国IFPA認定アロマセラピスト/MLDトレーニングセンターリンパ浮腫治療課程修了

やまなし水源地ブランド「みずともり」成立の事例研究

京ヶ島 弥生(有限会社フロスヴィータ代表取締役)

京ヶ島 弥生(有限会社フロスヴィータ代表取締役)

首都圏にきれいで安心な水を供給する山梨県の水源地をつなぐ役割を担って誕生した香りブランド「みずともり」。この研究は、この産官民挙げてのプロジェクトの具体的取り組みを、社会科学的、マーケティング的な視点からの分析も踏まえつつ紹介します。

良い製品を作り提供することだけでなく、考え抜かれた仕組みやアイディアで、その土地が持つ力を表現できる活動は、単にその地域振興として有効というだけでなく、日本のアロマの全体の質の向上にも寄与します。興味深い具体的ケースを提示して、その情報を共有するだけでなく、参加の皆様との意見交換も活発にできればと考えています。

<プロフィール>
鎌倉を拠点に、バッチフラワーレメディ、アロマセラピーの普及のために、対面相談・講座に加え、ライティング、番組制作、カフェ経営など、植物療法の複合型イベントプロデュースを多数実行。また、植物療法家や女性起業家のためのマーケティング講座やコンサルティングも行なっている。

英国IFPA認定アロマセラピスト/バッチ財団登録プラクティショナー/日本マーケティング学会副会長

アロマとキャリアカウンセリングの融合

松本 久美子(Private Salon K オーナーセラピスト)

松本 久美子(Private Salon K オーナーセラピスト)

活動報告として。昨今、教育機関において、多くの教職員の方々が心の闇を抱えていると感じていて、それが子供達に莫大な影響を与えていると私は思います。子供達が自分の個性を大切にし自律し、キャリアを繋いでいけるよう、またそういう教職員の方々のメンタル的なサポートとして、アロマやキャリアカウンセリングにより、内からも外からもケアしていきたいと考え、「相談室」とも「保健室」とも異なる、サロンのようにリラックスできる空間作りを導入していただけるよう取り組んでいます。

そして企業にも、健康経営の一環として、アロマとキャリアカウンセリングにより風通しの良い環境作りを働きかけたいと思い活動しています。

<プロフィール>
2015年より、アロマセラピーやエネルギーヘルスケア、アロマディフューザー「折花」の講師活動を中心に、ほぼご紹介制による個人サロンを経営。JEAセラピスト派遣のソレイユに登録し総合病院や市民病院での病棟アロマのセラピストとしての活動にも参加。ウィメンズクリニックでは妊婦さんへの脚のトリートメントの講習を行なっています。様々な顧客/患者様に対応する中、2018年、ある学生さんとの出会いをきっかけに、ひとりひとりが個人のもつ個性に蓋をすることなく「自分らしさ」を大切に人生を歩んでいただきたいという思いが強くなり、2022年より新たな取り組みとして【アロマセラピーとキャリアカウンセリングを融合】させた空間/環境作りを教育機関や企業に導入していただけるよう活動を始めています。
※折花:1枚の1枚の紙を切って折り上げて作る花型のアロマディフューザー

英国IFPA認定アロマセラピスト/国家資格キャリアコンサルタント/サロン経営/エネルギーヘルスケア プラクティショナー/折花中級インストラクター

「命を活かす、そのために。」~薬剤師のつぶやき~

頓宮 美樹(株式会社 la vita 代表、薬剤師、医学博士)

名前名前

弊社の理念である「命を活かす」は、病院勤務時代に嫌というほど命は救えないことを痛感した後に得た答えです。体本来の働きと命そのものに敬意をもって接するため、アロマセラピーを通じて自然療法の世界に入りました。ある日、学んだ全てを活かして創った自分のためのブレンドで、思わずポロッと涙が出ました。

香りは、自律神経の中枢である視床下部に数秒で「快」の刺激を届けられる、医学では手の届かない「人」の奥を目指せる素晴らしいアプローチだと思います。その人が今、最も欲する香りを提供することこそアロマセラピーの原点であり、アロマセラピストが永遠に果たすべきミッションではないでしょうか。エビデンスや実績ある手法をさまざまに取り入れ、香りだけなく、人の命と、その先へのアプローチを模索する弊社の活動についてご紹介します。

<プロフィール>
「命を活かす」を研究し続ける薬剤師、医学博士。薬学部卒業後、大学院でアメリカ研修を経て病院に勤務。抗がん剤治療に疑問を持ち、免疫療法について理解を深めるため、医学部にて腫瘍免疫学で医学博士号取得。アロマセラピー原稿執筆など幅広く経験し、現代の病には自律神経のアンバランスと免疫力低下が関わっていると考え始めた。体と命の可能性を最大限に引き出す方法を常に研究している。

英国IFPA認定アロマセラピスト/全米NBNLPマスタプラクティショナー

開催場所

東京会場:自然療法の国際総合学院IMSI
(〒150-0001東京都渋谷区神宮前 4-13-17-A)

大阪会場:JEA
(〒530-0001大阪市北区梅田2-5-25 ハービスプラザ3F)

またはZoomによるオンライン参加

お申し込み

このイベントは終了しました。

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