元エステティシャンの視点からみるフェイシャルリフレクソロジーテクニック
世界中を見回してみても、ロネのセラピーを学び啓蒙していくインストラクターの中に美容現場出身の人はあまりいません。そんな中エステティシャンとして美容の現場でたくさんのフェイシャルトリートメント技術を学び、体験してきた私ですが、ロネのテクニックをはじめて知った時にはとても驚きました。
このフェイシャルリフレクソロジーは技術面において非常にユニークなテクニックが特徴的なセラピーです。指を滑らせるために少量のオイルを用いますが、使うものは、「手」だけです。両手の指各1本ずつを使って反射区の刺激をしていくものです。指で顔全体の刺激とは、フェイシャルトリートメントの常識からはあまり考え難い手法なのですが、これが非常に心地よく素晴らしい感覚を呼び覚ましてくれます。セラピストも体重をうまく使って圧を加えていくことで、指に負担をかけることなく施術が可能です。多いときは一日に9名のクライアントを担当することがありましたが、身体的な負担はありませんでした。非常に完成度の高い技術であり、指先の繊細な技量でこんなにもからだに作用を及ぼすことができるというところが、とても面白い技術です。
フェイシャルリフレクソロジストになるためには、クラスで学ぶ様々な勉強が必要です。真新しい情報を覚えるのは大変、と思われるかもしれませんが、勉強の課程は私自身とても楽しみました。目からウロコの連続で、はっと気づかされることやなるほど! と思えることばかりだったからです。
フェイシャルリフレクソロジーと出会って6年
インストラクターとなって4年
ロネに出会うまで美容の側面でしかフェイシャルトリートメントを行ってこなかった私。フェイシャルリフレクソロジーを通じて、顔から受け取れる情報がこんなにもたくさんあるのかと気づかされ、顔を触ることによってここまで中枢神経に対して働きかけることができるのだ、と知ることができました。その結果、セラピーの対象となる人の幅が大きく広がりました。
年齢も性別も関係ありません。どんな状況においてもセラピーを行うことで、人の身体と心には変化が起こるものなのです。このセラピーを学び、自分の興味の対象が美容だけでなくなったとき、クライアントとして障害を持つ子供達に施術をしたいと思うようになりました。彼らの成長をセラピーを通して見守ることができ、人間の持つ大きな可能性とからだの神秘にも目をむけるようになりました。こういった分野でセラピストが活動するのはまだまだこの日本で一般的ではありません。そのため暗中模索の毎日でしたが、ここまでたくさんの人の笑顔に出会えて少しずつでも自分のできることを進めてきてよかったな、と感じています。
こうして一歩一歩積み上げた自分の歴史とともに、ロネと一緒に活動できる機会も増え、今年は8週間にわたって世界各国の国際コースをロネのアシスタントとして同行させていただく機会にも恵まれました。一生の宝となるような旅でした。
これからのセラピストの皆様へ |