2012.06.26
NHKスペシャル「産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃」日本の不妊治療の現場から
T4W 2012 実行委員長の嵯峨です。
こんにちは。
昨日の夜 NHKスペシャル見て驚きました。
少しシェアしたいと思います。
タイトルは
「産みたいのに産めない 卵子老化の衝撃」
新聞には不妊治療の現場から実態に迫る、、、というようなことが書いてありました。
今年のT4W2012実行員会では
オーストラリアから
不妊治療を行うクライアントと向きあうセラピスト
メラニー コーマンさんを
を招致しています。
日本ではどうなのか?
表に出にくい情報もあるので、何か知ることができないか?
とテレビをつけました。
☆ WHOによる 「妊娠を望む 6カップルに一組が不妊という現状」
日本について
☆ 世界での極めて 高齢になって妊娠を望み、妊娠しなくて医者に相談する年齢が極めて高い国であり、
☆ 体外受精や、人工授精をすれば妊娠できると思っている人が割合が極めて高く知識不足。
しかし、実際このような手法で妊娠する割合は
35歳で16.8%
40歳で8.1%
45歳で0.5%
という数字も。
☆ イギリスで、国際的な不妊に関する意識調査では
日本では、世界的に見ても不妊についての知識が最も低い国、結果的に不妊を予防することがとても難しい状況、
重ねてパートナーや家族、友人同士で語ることがほとんどない危機的な状況と分析しています。
夫婦の不妊に対する向き合い方の課題も。
NHKが医療機関を通じて行ったアンケートでは、「夫が協力的でない」「検査に行けというのなら、子無しでよい、と言われた」「男性側に原因があるかもしれないとのことで主人に検査の協力をお願いしたが、やりたくないとケンカになるばかりだった」という言葉が。
取材の中で、夫が覚悟を決めたときには、既に妻の年齢が高く卵子が老化、妊娠が極めて難しくなっている状態が多い。
そんなカップルの声もありました。
・・・・
治療を続ける多くの女性が自己嫌悪や悲しみや悔しさ、誰にもいえない社会環境に改革をもとめ、そして、そんな医療現場で格闘する医師の苦悩と努力が映像で流れました。
・・・・・
日本は、不妊治療件数、世界一と言われながらも、
その現状について、他の先進国に遥かに遅れをとっている
妊娠について、個人のレベルでも、社会レベルでも両方から意識していく必要がある
そんなメッセージでまとめれていました。
詳しく知りたい方は
昨日の放送分↓
記者の取材日記を見つけました。
さずが、記者さんだけあって、文章が簡潔、
分かりやすくまとめられていて
深く理解するのに役立ちます。
テレビを見ていなかった方も理解できる内容です。
↓
セラピストのメラニーさんにお会いしたきのレポート
はこちら
自然療法の国際総合学院 IMSI