2012.09.21
発達支援の子供たちへのエクササイズ&ブレインジム
触れることで世界とつながる
「TOUCH FOR WORLD International Week」
委員会の嵯峨です。
今日は、このブログで継続中のコラムを。
8月、米国コロラド州立大学で行われたブレインジムカンファレンス2012から
のひとコマです。
南アフリカのマーシェル・ゴールドスミス・シャーマンさん
マーシェルさんは、もともとのご専門は作業療法士。お仕事で発達にチャンレンジのある子供を多く指導している中、ブレインジムに出会います。
その後、ブレインジムのエクササイズを学校教育現場で行うようになり、多くの子供達の成長をサポートしてきました。
学習障害や発達障害の子供たちへのワークは22年というベテラン。ブレインジムインストラクターになって17年が過ぎています。
彼女と同僚が作った、教室でブレインジムを導入する手法をまとめた「Hands on How to Use Brain Gym in the class room」というマニュアルは、ブレインジムインターナショナルでも世界的に認めらるワークショップになっています。
さて、少し話が横道を通りますが、
学習障害や発達障害の子供たちへのワークは22年というベテラン。ブレインジムインストラクターになって17年が過ぎています。
彼女と同僚が作った、教室でブレインジムを導入する手法をまとめた「Hands on How to Use Brain Gym in the class room」というマニュアルは、ブレインジムインターナショナルでも世界的に認めらるワークショップになっています。
さて、少し話が横道を通りますが、
ブレインジムのコースに参加するのは、発祥国アメリカで見てみると
圧倒的に多いのが、学校の先生、作業療法士さんです。
ブレインジムを学んで、学校に持ち帰り、授業の中で使っているのです。
初めて、ブレインジムを学びに渡米した2005年、
会う人、会う人、学校の先生、元学校の先生が多くて驚きました。
とくに創始者、ポール博士のコースに参加したときは
さらに、教師の割合が多く、さらに驚きました。
そして、皆さん、学んですぐに子供達に試して、
その変化がドラマティックだと、よく話を聞いていました。
今回、カンファレンスに参加することで、久々に海外のブレインジムインストラクターの方々と話す機会がありましたが、やっぱり、学校でブレインジムを使っている、という話を多く聞いて大変ワクワクしたのです。
なんと言っても、あの頃、自分には子供がいなかったので、
今いち、ピンとこなかったりしたのですが、
今は、自分の子供だけでなく、子供を多くみる機会があって
ひとつ、ひとつの話が、とても宝のように感じるのですね。
さて、話を元に戻して、、、。
子供たちにブレインジムを紹介する時、
ブレインジムインストラクターが、ちょっと壁にぶつかることがあります。
ブレインジムインストラクターが、ちょっと壁にぶつかることがあります。
私も経験がありますが、単にエクササイズをやっても
例えば、ADHDボーダーとドクターに言われるお子様。
当然、お母様の心配がたえないのですが、
ブレインジムを紹介すると
「えー、これだけ、つまんない!ケイドロしよう!」
なんて、はっきり言われたりします(苦笑)
そこで、遊びの中でブレインジムの要素を入れこもうとするわけです(笑)
楽しく、気持ちよくないと、やらないし、続けない。
それが、子供の姿です。
ブレインジムは、学力だけでなく、
特に落ち着きがない、
集中力がない、
緊張してしまう、
というケースに素晴らしいプログラムであることは、自分の目で見ても、世界各国からの報告をみても間違いないのですが、エクササイズそのものは、どこでも、誰でも、できるような簡単で動きに仕上がっているので、基本の動きだけだと、遊び心満載の子供達には、ちょっと、おとなしめな動きにも映ります。
とりわけ、動きまわる子には、、、。
また、反対に動きが不自由なケース、自信がない、生活にモチベーションが低めな子供も、やっぱり楽しくないものは、トーンが下がってしまう。
・・・・
マーシェルさんは、いち早く、このようなことに注目して、自分自身でいろいろと研究して、いろいろと実践を重ねてきた方です。彼女のワークショップに参加して、それがとても強く伝わってきました。
大切にしていることは、
それは、
Child- Friendly activities
子供たちに優しく、楽しめるエクササイズです。
また、ここ何年かは、ブレインジムに加えて原始反射や姿勢反射を意識したエクササイズにも力を入れています。
カンファレンスでのワークショップは、このテーマでお話がありました。
少しお写真の紹介を。
例えば、ADHDボーダーとドクターに言われるお子様。
当然、お母様の心配がたえないのですが、
ブレインジムを紹介すると
「えー、これだけ、つまんない!ケイドロしよう!」
なんて、はっきり言われたりします(苦笑)
そこで、遊びの中でブレインジムの要素を入れこもうとするわけです(笑)
楽しく、気持ちよくないと、やらないし、続けない。
それが、子供の姿です。
ブレインジムは、学力だけでなく、
特に落ち着きがない、
集中力がない、
緊張してしまう、
というケースに素晴らしいプログラムであることは、自分の目で見ても、世界各国からの報告をみても間違いないのですが、エクササイズそのものは、どこでも、誰でも、できるような簡単で動きに仕上がっているので、基本の動きだけだと、遊び心満載の子供達には、ちょっと、おとなしめな動きにも映ります。
とりわけ、動きまわる子には、、、。
また、反対に動きが不自由なケース、自信がない、生活にモチベーションが低めな子供も、やっぱり楽しくないものは、トーンが下がってしまう。
・・・・
マーシェルさんは、いち早く、このようなことに注目して、自分自身でいろいろと研究して、いろいろと実践を重ねてきた方です。彼女のワークショップに参加して、それがとても強く伝わってきました。
大切にしていることは、
それは、
Child- Friendly activities
子供たちに優しく、楽しめるエクササイズです。
また、ここ何年かは、ブレインジムに加えて原始反射や姿勢反射を意識したエクササイズにも力を入れています。
カンファレンスでのワークショップは、このテーマでお話がありました。
少しお写真の紹介を。
リフレックス(反射)について説明するマーシェルさん。
エクササイズがいろいろとVTRで紹介されます。
同じく南アフリカからいらした先生。
下のお子さんをご出産の際、病院の問題で産道での時間が長くなりすぎてしまって、発達に障害をもって生まれてきたことが、きっかけで、原始反射やブレインジムのワークを勉強するようになったとコメントされていました。
風船を使ったエクササイズは、とっても楽しそうでした。
なので、終了後、私達もチャレンジ。
意外に難しいのですよ。
楽しく、神経が刺激されている感覚が、すごーく分かりましたよ。
こりゃー発達にチャレンジのある子供、というよりも、
もっと、運動神経高めたい子供達とか、
私の様に、大人になってから、サッカー始めた人
新しい技術を習得したい人とかにも
いい感じと、ピンときました。
マーセルさん。惜しみなくシェアして下さってありがとうございます。
彼女から刺激され、帰国後いくつかのワークを作ってみました!
カンファレンスに続いて行われたセミナーで、マーセルさんのHands onのクラスにも出席しましたので、それについては後日、報告したいと思います。