この講座の特徴
- 静岡県立静岡がんセンターで実際に行われているアロマセラピーの取り組みを学べます
- バラ、クロモジ、ダイダイなど、日本の芳香植物に関する最新の研究事例を知ることができます
- さまざまな芳香植物の香りが自律神経、ストレス反応、免疫機能に及ぼす影響について理解を深められます
- がん細胞と精油成分に関する研究動向を、研究者の視点から学べます
- 香りとタッチケアを組み合わせた実践的なケアの事例を学べます
- 患者さんやご家族のQOL(生活の質)を支えるアロマセラピーの可能性を学べます
講座の概略
静岡県立静岡がんセンターには、美しいバラ園があります。天気の良い日には、患者さんとご家族が、香りや景色を楽しみながら穏やかな時間を過ごしています。緩和ケア病棟では、入浴時にバスタブへバラの花びらやダイダイが用いられることもあります。
静岡県立静岡がんセンターでは、芳香植物を患者さんのケアに活かすだけではなく、バラ園散策による心身への影響、香りの自律神経系やストレス反応、免疫機能に及ぼす影響作用について研究が行われており、がんケアにおけるアロマセラピーの可能性について興味深い知見が報告されています。本講座では、静岡県立静岡がんセンター研究所において長年にわたり芳香植物の研究と臨床応用に携わってこられた櫻井和俊先生をお迎えし、実際の医療現場で行われているアロマセラピーの取り組みと研究成果をご紹介いただきます。
香りががん患者さんへの心身に及ぼす影響、香りとタッチを組み合わせたケアの実践、緩和ケアにおける活用事例、医療者のケア、さらには病院の匂い対策まで、医療現場ならではの貴重なお話を伺います。アロマセラピストはもちろん、医療・介護従事者、ご家族のケアに関わる方、そして香りの生理学的作用や臨床現場での活用に関心のある方にもおすすめの講座です。
患者さんやご家族に寄り添うためのアロマセラピーについて学べる貴重な機会。科学的な研究と臨床現場での実践の両面から、香りの可能性を深く学んでみませんか。
講座概要
受講時間
計2時間 (1回)
受講料
8,800円(税込)
IFPA会員様特典のための特別価格6,600円(税込)※ 申込フォームのコメント欄に会員番号と有効期限をご記入ください。
持ち物
筆記用具、事前に送付される講座資料
開催場所
オンライン(アーカイブあり)
その他
2026年11月2日(月)までアーカイブ視聴が可能です。視聴期限延長をご希望の場合は、再受講料(受講料の半額)にて承ります。
講座日程
講座詳細
- 静岡県立静岡がんセンターにおける芳香植物の活用とアロマセラピーの実践
- バラ、クロモジ、ダイダイなどの芳香植物や精油に関する研究事例
- 香りや精油成分と自律神経、ストレス、免疫との関係
- がん細胞と精油や精油成分に関するさまざまな研究
- 香りとタッチケアを組み合わせたケアの実際
- 看護師のための香りとハンドケア
- がんケア現場における匂い対策と消臭効果のある香り
- 緩和ケアにおけるアロマセラピーの可能性
このような方に
おすすめです
- がん患者さんやそのご家族へのケアに関心のあるアロマセラピスト
- 医療・介護・福祉の現場でアロマセラピーを活かしたい方
- 香りの生理学的作用や研究データに興味のある方
- 科学的根拠と臨床実践の両面からアロマセラピーを学びたい方
- 患者さんに寄り添うケアのあり方を学びたいアロマセラピストや医療従事者
- 病気を抱える方やご家族の力になりたいと考えている方
講師紹介
櫻井 和俊
櫻井 和俊
静岡県立静岡がんセンター研究所 診断技術開発研究部研究員
一般社団法人フレーバー・フレグランス協会業務執行理事
農学博士
1952年生まれ
1975年千葉大学工学部卒
【職歴】
1975年高砂香料工業株式会社入社 総合研究所(研究開発本部)勤務
1986年9月~1989年3月
国内留学東京大学農学部農芸化学科有機化学研究室(故 森謙治教授)
農学博士号取得“生理活性を有するテルペン類の合成研究”
2002年~2007年 高砂香料工業株式会社フレグランス事業本部、フレグランス企画部部長
日本化粧品技術者会常任委員、日本香料工業会香粧品委員
2007年 高砂香料工業株式会社研究開発本部 主席研究員
2009年~2019年 東海大学医療技術短期大学 非常勤講師
2009年より 東京工科大学応用生物学部 非常勤講師
2015年より 徳島文理大学薬学部 非常勤講師
各大学での講義:主要テーマ 香りとその効果効能について
2014年より静岡県立静岡がんセンター 特別非常勤研究員 現在に至る
【研究内容】
精油の香り研究とその応用、香気の人に対する生理心理効果とがん患者のQOLの向上や改善を目指した研究、食品精油成分のキー物質の探索など、また徳島文理大学生薬研究所と香草・昆虫類香気成分共同研究を現在も継続中、グレープフルーツ香気製造特許取得。
光学活性なセラミド類の製造・化粧品への応用特許取得。
TEAC(テルペン討論会)、日本農芸化学会、日本薬学会などでの発表と論文投稿
Tetrahedron, Natural product communication , Agric Biol.Chem,
Journal Oleo Science Flavor and Fragrance Journalなど国際学会での発表と論文投稿
【最近のレポート】
光学活性セラミドの合成と化粧品への応用
キンモクセイやバラ中の C13ノルイソプレノイド微量香気成分 香料 256号
アロマリサーチ 医療現場における香りの効果 2023年 10月号におい香り環境学会誌 身近な植物の香りとその応用 2024年5月号
【特許(各種)】香料に関するもの・医薬品中間体に関するもの多数
