講師によるセッション嵯峨慈子の個人セッション

IMSIの原始反射統合セッションでは神経系をゆるやかに刺激しながら、一人ひとりの持つ力や可能性を引き出すアプローチを大切にしています。

初回のセッションでは現在までの状況を確認し、リクエストを伺いながら原始反射統合アプローチを説明するコンサルティングを行います。質問やご相談もご自由にしていただけます。続いて、必要な原始反射の確認や統合のための施術を行います。年齢や目的、現状によって手法は異なりますが、各反射に対応する筋の調整や服の上から優しく触れる手技療法などがあります。

また、リクエストに応じてエクササイズや統合をサポートするためのホームケアのアドバイスをします。運動が苦手の方や触覚が過敏な方もご相談ください。そのよう状況でも負担をかけずに統合を促すケアを柔軟に提案します。

技術的に可能であってもIMSIではチェックのみのセッションをおすすめしていません。原始反射の統合レベルは、その人がする行動によって変化しています。例えばあるスポーツ選手が練習ではスムーズな動きをしているのに、大会では緊張して特定の原始反射がでてパフォーマンスが発揮できないというような場合です。このように、日常では反射がみられなくても、場面や行動の違いによって原始反射がみられたり、生じる原始反射の種類が異なったりすることがあります。

実際には、原始反射の統合セラピーやエクササイズをすることで、現在の反射の統合レベルがより詳しく分かります。このようなことから、チェックに加えて統合セラピーやエクササイズと合わせて実施することをおすすめしています。

セッションは1回のみでもご予約いただけます。継続されたい方のみ、またご相談ください。

「1回でも効果がありますか？」というご質問に対しては、セッションを受ける方が、どのようなことを「効果」と考えているかによるでしょう。1回のセッションでも、実際の体験に加えて、悩みや目標に関わる原始反射を統合するために何を大切にしたらよいか、日々の暮らしに役立つ考え方をお伝えしています。

セミナーやコースでは、予め決められた講座内容にそって授業が進み、原始反射の観察、統合セラピーやエクササイズについて学びます。通学のクラスでは2人組で施術を受けたり、提供したりする練習もします。そのため、さまざまな原始反射への理解を深めたい、同時に実技もしたいという方に向いています。

セッションは講師から直接施術を受けたい方や、個人的な問題を相談したいという方に向いています。また、他者がいる環境では、過度に緊張してしまう方などにも向いています。

身体の痛みや動かしづらさがあり、健康状態に不安のある方は事前にご相談ください。講師はさまざまな状況での運動療法や身体ケアの経験があり、コースの場合も、セッションの場合も、無理のない形式で指導しています。妊娠期や産後すぐ、病気の回復直後などのケースでは個人セッションをおすすめする場合があります。

はい。できます。その場合はどの原始反射の統合について学びたいか事前にお伝えください。時間数や内容などもリクエストをもとに、カスタマイズしていきます。

この場合は触覚入力の方法を変更したり、エクササイズを追加したりしてアプローチを開始します。感覚過敏における不快さの根本には、発達の未熟さが関わることが多くあります。手法を工夫し、「成長する機会」を与え続けることは、周りの大人ができる貴重なサポートになるでしょう。

ご家庭でできるエクササイズやケアについてもお伝えしますので、健やかな発達のためにご活用ください。

IMSIでは子ども向けと、保護者向けのセッションの時間を分けて行うことをおすすめしています。

子ども向けセッションでは、お子様への施術やエクササイズの実践に集中します。その後に行う保護者向けのセッションでは、セッションで観察された原始反射の影響について説明し、生活の中で意識することや、家庭でできるエクササイズやサポートについてお伝えします。

時間を分ける理由としては、保護者からのご相談や心配ごとは、子どもが直接聞くとネガティブに感じることが多く、反射の説明も子どもにとっては、関心が高いとは言えないからです。

例外として、乳児の場合やご事情がある場合など、また、スポーツ向けのセッションをご希望の方で、親子で問題を共有している場合などは、同日にセッションを受けることが可能です。ご希望のある方はご相談ください。