ブレインジムとは?
Brain Gym®(ブレインジム)は、アメリカの教育学博士であるポール・デニソン氏によって開発された教育プログラムで、現在までに世界約80ヶ国で導入されています。
その特徴は脳と身体を刺激するエクササイズを行うことにより、運動能力の向上はもちろんのこと、メンタル面でもより安定した状態へと導き、より豊かな学びをサポートしていくことです。もともとは学習に困難さを持つ子どもたち向けに開発されましたが、現在では以下のように幅広い分野で活用されています。
- 学習支援や発達支援、療育で
- スポーツ、ダンス、美術や音楽などの活動で
- コミュニケーションスキルの向上に
- 医療、福祉、メンタルヘルス分野で
分野別での活用例
教育分野
アメリカの学校の導入事例ではクラス全体のやる気や集中力、授業態度にポジティブな変化が報告されています。
発達支援の現場で
学びに困難さがある場合のサポートとして先生や、養育者が活用しています。またADHD、ADD、自閉症などがある子供たちの心身のケアとしても活用されています。
スポーツ分野で
欧米ではサッカー、ゴルフ、陸上、水泳、格闘技などのアスリートやコーチがブレインジムを導入し、大会時のプレッシャー、緊張の緩和、集中力やモチベーションの向上、ケガの予防に活用しています。
ビジネス分野、仕事力の向上に
米国やカナダなどが先進国。書類やプレゼンの作成、コミュニケーションの構築など、企業研修のプログラムに導入されています。
健康の維持増進、予防医学の現場で
医師や作業療法士、理学療法士などの医療従事者、セラピスト、こころのケアをする心理専門家がクライアントのストレスを軽減する手法として使っています。トラウマケアとしても事例が報告されています。
介護、高齢者の現場
認知症の予防や、老化防止の運動プログラムとして。また、介護する側のストレスを緩和するプログラムとしても使われています。
音楽、アート、芸術活動
絵をかく、演奏家、歌手、ダンサーなどがパフォーマンスを高めるために活用しています。
教育キネシオロジー「ブレインジム」の期待される効果
- 目、耳、手、足を使う動きと連携能力の向上
- 学習能力の向上(聞く、読む、書く、表現する、理解する、計算するなど)
- 集中力、モチベーションの向上
- スポーツ、音楽、芸術、ダンス、パフォーマンスなどの向上
- 行動力、計画力、実践力の向上
- 感情の統合、落ち着き力の向上
- コミュニケーション力の向上
ブレインジムに関心のある方へ
IMSIでは国内で最も初期にブレインジムを導入し、コースやセッションを行うほか、教師との共同授業による教育現場への導入、アスリートへのブレインジム活用、親子向けやなど様々な活動をサポートしています。