2021.09.08
日本の統合医療を明るくするEMI CLINIC半田えみ先生
2021年12月5日(日)、「薬に頼り過ぎず、ナチュラルで健康的に暮らしたい」と願う方必見の自然療法フェスティバル2021シンポジウムをオンラインで開催します。
ご講演者の一人である半田えみ先生と私は、約20年のお付き合いがあるのです。
イギリスから帰国してセラピスト活動を始め、この“自然療法業界”で初めて出逢ったメディカルドクターでした。
今日は、半田えみ先生について、ご紹介します。
「英国の補完療法としてのアロマセラピーを伝えたい!」という一心で活動していた私は、日本ではアロマセラピーが「リラクセーション」であり、アロマトリートメントは「病気の方には禁忌」と伝えられていたことに、悶々としていたのです。
そんな時、ビタミンマッサージの創始者で鍼灸あんまマッサージ師、当時の株式会社セラ社長の故・町田久先生に出逢いました。
町田先生のセラ治療院では、日本でいち早くアロマセラピーが取り入れられていて、癌、リウマチ、膠原病など、「難病」と言われる多くの患者さんがアロマトリートメントを受けていました。
町田先生は、豊富な臨床経験から『匂いが難病を治す~アロマセラピーの神秘~』という書籍を出版され、各種セミナーでも「アロマは免疫をアップさせる。アロマは難病に有効!」「これからの時代は、統合医療!」と声高く謳っていました。
そんな町田先生との出逢いにより、私の頭の中の「アロマは、日本ではリラクセーションとしか認められていない」という不安が、サーっと晴れていきました。
そして更に、明るい光が見えたのです!
それが当時、町田先生のもとでオイルマッサージを学んでいた半田えみ先生との出逢いでした。
医師がオイルマッサージを勉強している姿に「これからは、日本でも統合医療の時代が来る!」とワクワクしたのです。
自らの手でオイルマッサージを施す医師は、今でも珍しいとは思いますが、当時は「こんなドクターが、日本に居たとは~!!!」と、本当に衝撃的でした。
半田えみ先生は、ウィーン、ヴァンクーバー、オーストラリアなど、海外でがん統合医療を学び、主としてオーソモレキュラー(分子栄養学)に基づく栄養療法を取り入れていて、その後、ベトナム・ホーチミン、シンガポールなど海外勤務も経験されました。
ディエンチャン顔反射療法にも興味を持ってくださり、ベトナムからチャウ先生、タム先生の来日の際には一緒に食事をするなど、交流を深めていきました。
「“病気になったら病院に行って医者に治療をしてもらえばよい”という人々の意識を変えたい」
「病気は予防が大切!それには、健康的な食事と栄養と解毒が大切!」
「健康に寿命を全うするために、自己投資が必要!」
半田先生とお話をしていると、想っていること、伝えたいことが完全に一致しているのです。
国内外のセラピスト仲間とはこのような話をすることも多いのですが、私にとって、医師でこんなにも意気投合できる人は、半田先生しかいらっしゃいません。
半田えみ先生は、2018年5月、宇都宮市にEMI CLINICを開業されました。
ここでは、正しい食事と毒素の排出、必要に応じメディカルサプリメントの内服や点滴による栄養療法といった、薬に頼らないオーダーメイドの医療を提供しています。
EMI CLINICの物件は、以前はレストランだったそうで、クリニックにプロ用のキッチンが完備されていているというのも、先生のこだわりを感じます。
クリニックでは、予防医学や健康増進に役立つ様々なワークショップも開催されています。
(↑EMI CLINICにて、アロマのワークショップも開催していただきました)
このようなクリニックの誕生を、待っていました~!!!
病気予防は、治療よりも大切なことですが、残念ながら従来の西洋医学だけでは、病気を予防することはできません。
オーストラリアをはじめとする海外では、統合医療、予防医学、栄養療法が身近にあり、人々の関心や意識も高いのです。
半田えみ先生のような医師の存在によって、日本の医療も少しずつ変わっていくのではないかと期待しています。
そして、半田えみ先生のことをシンポジウムで皆様にご紹介することによって、1人でも多くの人が「医療との関わり方」を見直し、イキイキと健康的に生きることに貢献出来たらと思っています。
半田えみ先生の講演「メディカル・デトックス~健康に長寿を全うする~」は、自然療法フェスティバル2021シンポジウムでお聴きいただけます。
詳細は、こちらをご覧ください