2022.12.17
痩身に役立つ精油とテクニック
アロマセラピーで使われる精油には、実は「痩身」に大変役立つものが多くあります。
有名なのはグレープフルーツで、その「ヌートカトン」という成分が、エネルギー消費量を増加させるとともに、内臓脂肪の蓄積を抑え、抗肥満作用を発揮するという研究があります。資生堂の「ボディクリエーター」というローションが話題になったのを覚えている方は、いますか?(覚えている方は、かなりのアロマ業界のベテランです)その当時、アロマスクールであるIMSIにも取材が殺到したものです。ちなみに、私が出した最初の本は、そのグレープルーツの脂肪燃焼効果も説明した「5つの香りで脂肪を燃やす」で、2003年の頃でした。
グレープフルーツのほかにも、リンパうっ滞除去作用のあるシダーウッド精油、ジュニパーベリー精油、フェンネル精油なども、冷えやむくみを伴うセルライト体質の方にとてもおすすめですし、ブラックペッパー精油も身体を温め、活性化し、血流を促進することで、痩身に大変役立ちます。
でも、通常のアロマセラピートリートメントは、主にスウェディッシュマッサージがベースで、筋肉のコリをほぐすのに適した手技が多く用いられています。痩身のためのトリートメントテクニックを習得しているアロマセラピストは、殆どいない状態です。
実際、2003年頃には本も結構話題になったのですが、その後、徐々に「アロマセラピーで痩せる」というニュースは、風化されてしまいました・・・(笑)。
でも、精油の使用について熟知しているアロマセラピストが、痩身のテクニックを身に付けて、本当に結果を出すことができるようになれば、ものすごーくお客様に喜ばれると思いませんか?
エステティックの本場・フランスでは、脱毛、美肌など、さまざまな理由でエステ通いが一生続くのですが、美の追求に余念のないフランス女性が愛用しているのが「痩身」なのだそうです。お尻やお腹、太ももがセルライトだらけでは、美しいとは言えません。更に、セルライトは、冷え、むくみ、便秘、消化不良、皮膚のくすみなどのオマケがついてきて、とても健康的とは言えない状態なのです。これらの不調をセルライトとともに一気に解消できるのが、オールハンドハンドによる瘦身トリートメントなのです。
痩身の技術は、闇雲にグイグイと揉み解すのではなく、きちんとしたセオリーが存在します。まずは、その痩身に関する深いセオリーと、「なんのためにこの手技が必要か」理解することが、期待する効果を発揮する鍵となります。
実際の痩身トリートメントの手技としては、結合組織を柔らかくする「トーション」、密着した組織を動かしてほぐす「ぺトリサージュ」、脂肪細胞を粉々に砕く「パルペルーラー」、脂肪細胞を除去する「フーラージュ」といった種類があります。そして、これらの痩身テクニックを施した後、必ず行なわなくてはならないのが「引き締めのケア」です。これらは全て、セラピストの「手」のみによって、少量のオイルを使って行います。
このトータルケアにより、美容機器を使わず、オールハンドのみで痩身トリートメントが可能になるのです。
来年早々に、フランスのエレガンススパ&ビューティーアカデミーで行われている瘦身トリートメントをオンラインで伝授していただけることになりました!
私も、今回学ぶのが初めてなので、とても楽しみです。
オンラインで、どこまで技術を習得できるかは、正直やってみないと分からない部分もありますが、既にオイルトリートメントを習得している方であれば、ビデオを見ながら何度でも復習して自分のペースで習得できるのがオンライン講座の利点だと思います。
3日コース修了者には、エレガンススパ&ビューティーアカデミーよりCertificate of Attendanceが授与されます。
フランスの一流のスパ&エステティックアカデミーに留学した気分で、現地の一流講師から本場のテクニックを学びませんか?!
詳細は、こちらのリンクをご覧ください。フランス式痩身トリートメント