2015.09.09
ディエンチャンアドバンス Day5の様子~経絡、任脈と督脈のお灸、同形説を使ったお灸など
↑ 昨日のクラスで、受講生の一人が撮ったベストショット。
みんなに「気」をあげるチャウ先生の図。
待ち受け画面にして毎日眺めたら、ご利益ありそう〜!!
さて、
いよいよモジュール6に入りました!
ここでは、東洋医学の伝統的な考え方とディエンチャンの組み合わせなど、
応用編を学んでいきます。
例えば、頬の中央にある3番のツボは肺のツボですが、
臓器としての肺だけでなく、
肺経の経絡上、例えば腕の痛みなどにも効果的。
一方、腕の甲側のラインは大腸経の経絡ですが、
顔の眉毛のラインは腕の甲側に当たることから、
眉毛は便秘などの大腸の疾患にも効果的なのです。
ディエンチャンは、このようにどんな療法と組み合わせてもOKです。
さて、
お次は、ディエンチャンの救急救命術の「線引き」。
失神して倒れている人を呼び覚ます技術ですが、
なんと、美肌効果や血圧降下作用、
詰まりを取るため、副鼻腔炎などにも良いのだそうです!
痛いのですが、痛みは一瞬!
終了後はスッキリ爽快!
これは、体験した方でないとわかりませんネ!
午後は、二つの重要な経絡である、
任脈と督脈を結ぶ棒灸のデモンストレーション。
じんわりと温める従来の棒灸の使い方ではなく、
「生きたツボ」を探し、集中的に熱を入れる、ディエンチャン独特の方法です。
少しやっただけで、モデルさんの手や顔に汗が!!
ものすごーく熱いのですが、
任脈と督脈がスコーン!と開通した感覚。
終わった後の爽快感がたまりません。
もちろん、日本では灸師の免許が必要ですが、
セルフケア・ファミリーケアでこれほど良いものはありません!
ちなみに、任脈と督脈を結ぶのは、鼻の下と顎のツボを同時に刺激することでも可能だそうです。
さて、
本日も、チャウ先生による公開施術が行われました。
長年、舞踏家として身体を酷使して来た受講生のご家族。
股関節や腰の痛みに、手のお灸。
先ほどの任脈・督脈と同じように、
生きたツボに熱を入れていきます。
あっという間に痛みが取れました!!
「ヨータイ(拍手)〜!!」
なぜ、股関節や腰の痛みに、手にお灸をするのでしょう?
ディエンチャンでは、同形説という理論があります。
形が似ているものは関連しているという説があり、
指の股は、股関節の反射区となるのです。
これが、ものすご〜く効果があるから驚きです!
残りの時間で、受講生達が次々とチャウ先生の施術を受けました。
症状が緩和された人は、チャウ先生にハグ!
さて、
笑いあり、涙あり、感動ありのチャウ劇場も、いよいよ明日が最終日。
明日は、ディエンチャンアドバンスの集大成ですネ。