2015.11.08
妊娠中の食生活とライフスタイル
今でこそ、東南アジアをあちこち回れば、
何処に行っても現地の方と間違われるくらい、パワフルなバックパッカーですが、
小さい頃は、腎臓と呼吸器と皮膚がとても弱く、
(東洋医学を学んで、この3つの関連性にやっと気づきました!)
社会人になってすぐにアトピー性皮膚炎を発症。
それ以来、ずっとアトピーとのお付き合いです。
でも、アトピーになっていなければ、
きっと、今頃、ジャンクフードを食べ、煙草を吸い、
お酒を飲み、徹夜で仕事をして、
自分の健康に全く構わないような人生だったかもしれません。
そして、自然療法とも、出逢っていなかったでしょう。
アトピーのお陰で、自然療法と出逢い、学びを深め、
今のライフスタイルがあるのですから、
不思議な巡り合わせですネ。
・・・という訳で、
「アトピーを悪化させないこと」に重点を置いて日々暮らしているだけで、
特に、妊活をした訳ではなく、
妊娠中に何か気を付けていた訳もありませんでした。
アトピーの症状は、一進一退が目に見えるわけですから、
それがバロメーターになって、良かったのかもしれません。
アトピーを悪化させないためにしてきたことと言えば、
皮膚は排泄器ですので、「出来るだけ毒を入れないこと」に尽きます。
一つ目は、経費毒。
シャンプー、ボディソープ、歯磨き粉などを使わない、
私は、日焼け止め、化粧水さえ、塗らなくなってしまいました・・・。
(勿論、使っても良いと思うのですよ。
でも、 なるべく添加物が少ないものが良いです。
因みに、私は、お湯洗顔後、化粧水代わりに芳香蒸留水、保湿クリーム代わりにホホバオイルを使っています。)
衣類の洗濯は粉せっけんで、
お掃除は、出来るだけ重層やクエン酸を使ったナチュラルクリーニングを心がける。
ケミカルナプキンは使わない(布、またはオーガニックの使い捨てナプキン)。
勿論、無理やりナチュラルライフにする必要はありません。
「心地よい」と思えるものを取り入れたら良いのだと思います。
私も、少しずつ取り入れて、現在のスタイルになりました。
そして、食べ物。
「肉を食べない」「乳製品を摂らない」と言うよりは、
「質」が重要だと思います。
あまりストイックになり過ぎず、
味噌や醤油、塩などの調味料とお米と油には、すごくこだわり、
野菜は、まあまあ、こだわる(できればオーガニックのもの、なければ近所の販売所や、出来るだけ鮮度の高いスーパーで・・・と言った感じ)。
職場の近くにナチュラルハウスさんがあるので、助かりました。
行くとつい色々欲しくなり、大きなお腹なのに、リュックいっぱいに買ってしまって、
後悔しながら電車に乗ることもしばしば・・・(ネットショップもあるのですがネ・・)。
自炊する時は、お米と野菜中心なので、
外食する時は、
思いっきり、好きなものをたくさん食べる!
元々大変な食いしん坊なので・・・。
(そうそう、私、外食の半分以上がベトナム料理なのです。。。
お肉たくさん食べても、それ以上の野菜とハーブが付いてきて、
とってもヘルシーですよね!)
加工食品を買う時は、必ずラベルで添加物チェックをして、
添加物が多く含まれているものはなるべく避ける
(福地先生から栄養学を学んだお陰で、ラベルが読めるようになりました。
普通のスーパーで売っている大手メーカーのお菓子類は、殆ど食べられなくなってしまいました。。。)。
元々、以上のようなライフスタイルだったため、
「妊娠中は、コレがダメ、アレがダメ」といった情報には惑わされず、
お酒を止めて、鮪を控えたくらいで、
後は全く変わらぬ食生活でした。
因みに、一応「妊婦が控えるべき食品」などもネット検索などもしてみました所、
ゴボウ、ヨモギ茶、麦茶、生のマッシュルーム、生卵、ヒジキなど海藻、チーズなどの他
「前日の残り物」なんていう情報もあり(食中毒予防のため)、
「へぇ~」という感じでした。
生卵、消化にあんまり良くないと思いつつ、卵かけごはんが好物なので、良く食べていたなぁ・・・。
ヨモギ茶なんかも、美味しく頂いていましたよ。
「前日の残り物」、いつも食べていました(笑)。
最後に、感情の毒。
これが、上記のような生活習慣のお陰なのか、自然療法のお陰なのか、
たぶん両方だと思うのですが、
元々 感情の起伏が少なく、
イライラしたり、ムカついたり、怒ったりすることがないのですよね
(怒れる人が、むしろ羨ましい・・・)。
妊娠中や産後は感情の起伏が激しくなると聞いて、少しワクワクしていたのですが、
全く変わりませんでした・・・。
・・・という訳で、
「妊娠したから●●しなきゃ!」
とか、
「妊娠したから●●はダメ!」
というようなことが、殆どなかった妊娠期間でしたが、
これも、元々はアトピーだったお陰なのですね。
起こること全てに、感謝しなくてはなりませんね。