冨野学院長のブログ

2016.08.22

ホルモンバランスの乱れと東洋医学① 血糖値とドライマウス

イライラ、疲れやすい、だるい、太りやすい、うつなどの不調や、

月経困難、更年期障害、子宮筋腫、卵巣嚢腫、乳がん、

甲状腺のトラブル、視床下部・下垂体の問題、糖尿病など、

ホルモンに関する問題をお持ちの方が増えている現代。

 

ホルモンバランスをキープするための知識は、

健康に現代を生き抜くためにも、必要不可欠ですよね。

 

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ところで、

こんなにも現代人を悩ませる「ホルモンバランスの不調」を、

東洋医学を使って読み解くと、どうなるのでしょう・・・?

 

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「ホルモン」とは、20世紀初頭に命名されたもので、

 

数千年前には、「ホルモン」の概念すら、無かったはずですよね・・・。

実は、

東洋医学には、「ホルモン」という概念がなくても、

 

ちゃんと、読み解くカギがあるのです。

 

 

それは、経絡!

 

 

例えば、

 

「喉の渇きがひどく、常にドライマウス。

 

疲れると動悸を感じ、

常にチョコレートなどお菓子が手放せない・・・」という方。

不調があって、病院に行けば、

医師は血糖値の検査をし、

糖尿病の疑いを指摘するでしょう。

膵臓とドライマウスの関係、そして膵臓と動悸の関係は、

経絡を見てみると、明らかです。

 

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 (経絡の画像は、『セラピューティック・リフレクソロジー(フレグランスジャーナル社)より』)

脾経の経絡は、胃、膵臓、脾臓を貫いており、

その内枝は、喉、口、唇、そして心臓にも至っています。

数千年前の東洋で、

膵臓の問題 ⇒ 口 ⇒ ドライマウス

膵臓の問題 ⇒ 心臓 ⇒ 動悸 と、

これらの器官がつながっていることが

分かっていたのです!

東洋医学って、すごいですね!!

 

 

さて、

この話には、続きがあります。

 

実はこの方、足にひどい外反母趾があったとします。

 

誰も、この外反母趾が糖尿病の症状と結びつくとは考えていないでしょう。

 

しかし、これもまた経絡を見てみると明らかです。

膵臓を通っている経絡、つまり、脾経の経絡は、

第一趾の正中線側を通っています。

 

外反母趾は、脾経の経絡の乱れの徴候。

 

外反母趾がひどくなってきた時に、

すぐにセラピストの元を訪れ、

脾経の乱れに気づいていれば、大きな病気にはならずに済んだと言えるのです。

ホルモンと東洋医学については、まだまだ書きたいことがありますので、

 

続編を書きますね。

 

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セラピストの仕事は、「人を癒す」ということに重きを置かれがちですが、

実は、

「身体の声を聞いて、

病気になる前に自然な方法で健康に導くこと」だと思っています。

経絡を学べば、それが可能になります。

 

セラピストの皆さん、

経絡を勉強して、もっともっとステップアップしていきませんか?

そして、クライアントさんへのケアはもちろん、

自分自身や家族の健康にも役立てて行きましょう!

 

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私は、インガ・ドーガン先生からこの東洋医学の考え方、

そしてセラピストとしての姿勢を学びました。

 

どんな症状でも、東洋医学的に考えていけば、

原因を解明し、解決策に導くことができます。

 

この秋は、

インガ先生から直接学べるビッグチャンス到来です。

大切な人のために自然療法を学びたい方、

是非学びにいらしてくださいね。

インガ・ドーガン来日セミナー
セラピューティック リフレクソロジー
~ホルモンバランスと東洋医学~

PIC INGE-small

2016年10月8日(土)& 10月9日(日) 10:00-17:00

場所:フォーラムエイト(渋谷) 通訳付き

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