2019.05.21
海外の自然療法にこだわっている理由
小さなアロマセラピースクールから始まったIMSIですが、
今では、相変わらず規模は小さいながらも、
「自然療法の国際総合学院」と名乗らせていただいています。
海外で、病院の中で活用されている自然療法や、
医療の手が届かないところでも実績を挙げている自然療法を、
私たちが現地で学び、実践しながら、
日本で、大切に、ていねいにお伝えしているのです。
実際に、私たちがセラピーを学びに足を運んだ国・地域は、数知れず・・・。
↑ 助産師さんたちがハーバルメディスンを活用している、タイ・バンコク
↑施設でのボランティア活動が盛んなインドネシア・バリ島
↑ 戦争中は医療が受けられなかったことから、自然療法がとても盛んなベトナム・ホーチミン市
↑リフレクソロジーが国家資格で「治療」として認められている南アフリカ・ヨハネスブルグ
↑ 補完療法としてのアロマセラピーが多くの病院で取り入れられているイギリス・ロンドン
↑ 自然療法士が様々な現場で多く活躍しているフランス・パリ
などなど・・・。
技術や理論はもちろんですが、
その地域で、自然療法がどのように活用されているか、
どのような方に役立てられているのか・・・といったことも、
授業の中では、大切にお伝えしています。
ところで、
何故、私たちが「海外の自然療法」にこだわっているのかというと・・・
1)日本人の皆さん、ちょっとのことで、お薬飲み過ぎ(飲ませ過ぎ)です!
「風邪を引いたから、病院で抗生剤をもらおう」
「腰が痛いから、湿布薬をもらってこよう」
「子どもが熱があるから、解熱剤を飲ませなくっちゃ」・・・って、
そんなことを言っているのは、日本人くらいですよ。
症状は、身体の自然治癒力の現れですし、
薬には、当然副作用があります。
身体の仕組みを良く知ることで、必要な時を見極めて、上手に医療機関を利用することにもつながります。
そして、海外の自然療法を学ぶことで、「自分の身体は自分で守る!」という海外では当たり前の感覚を身に付けてほしいのです。
2)日本人の皆さん、自然療法の効果を知らなさ過ぎです!
南アフリカではリフレクソロジーが国家資格で、その治療効果が国に認められています。
実際に、重篤な疾患や難病と言われる病気をお持ちの方の改善例も多く見られます。
ベトナムのディエンチャン顔反射療法は、医師のいない村でも、病気や障がいをお持ちの方へのケアに役立てられています。
アロマセラピーの精油の効果は、傷の治癒から内科疾患、婦人科疾患、高齢者ケア、精神疾患にいたるまで・・・、
もう、世界中に(もちろん日本にも)たくさんのデータや症例があることは、言うまでもありません。
手軽に家庭でも行えて、こんなに良いものを学ばないなんて、モッタイナイですよね。
学べば、確実に薬箱から不要なものがどんどん減っていき、健康増進効果は、計り知れないのです。
3)日本人の皆さん、禁忌を怖がり過ぎです!
「妊婦にはリフレクソロジーは危険ですか?」
「癌の患者さんにはアロママッサージは、禁忌ですよね?」
「感染症は禁忌って、スクールで習いました」などなど。
「知らない」と、やはり怖いということもあるかもしれません。
でも、南アフリカではリフレクソロジーには禁忌はありませんし、
イギリスでも、ほとんど全ての病気の方に、アロママッサージが安全に行われています。
海外では、病気の方、障がいをお持ちの方、妊婦さん、高齢者、その他心身の症状でお困りの方こそ、自然療法を役立てていらっしゃるケースが多くあります。
西洋医学と並行して使っても良いのです。
注意点は、もちろんありますよ。その部分を、スクールでしっかりと教えるのです。
(日本人の皆さんは、自然療法の禁忌よりも、シャンプーとか柔軟剤とか歯磨き粉などの添加物をもっと怖がったら良いですネ?)
このような海外の自然療法については、いつもオープンキャンパス・ガイダンスでもお伝えしていますので、お気軽にお問合せ頂けたらと思います。