2019.06.22
キース・ハント先生がキューガーデンでセラピストの神髄を語る!
ロンドンでの滞在時間は、約40時間!
あれもこれも、やりたいことが沢山あります。
その中でも・・・、
キース・ハント先生に会いたい!
6月のロンドンを訪れたなら、キューガーデンに絶対に行かなくては!
そんな願いが、同時に叶いました!
※Kew Gardensとは・・・1759年に宮殿併設の庭園として開設された、世界で最も有名な植物園。2003年にユネスコ世界遺産に登録。現在園内には世界中の約40,000種の植物が生育している。
なんと、キース先生は、キューガーデンの年間パスポートを持っていらっしゃるそうで、
キース先生との打ち合わせを、キューガーデンですることになったのです!!
わ~!なんともゴージャス!
ピンクのシャツに赤いジャケットという、カラフルな服装で現れたキース先生(と、目がハートの私)。
奥様のメアリーさんも、ピンクカラーで登場してくださいました!
キース先生とメアリーさんの掛け合いは、まさに夫婦漫才でした。
10代の頃に出逢って、ウン十年?という、ナイスカップルです。
ロイヤルフリー病院では、セラピストの仕事は施術を施すだけではなく、
「院内の人々の心を明るく照らすこと」。
院内を移動している最中ても、
たくさんの患者さんやスタッフに笑顔で話しかけ、
周りの人々を笑わせながら歩いているのです。
そのため、ピンクやオレンジなど、明るい色のシャツを着るよう、心がけているそうですよ。
実際に、キース先生と一緒にいると、周りの色が変わるように、パァーッと明るくなります。
まるで、花咲か爺さん? ん?違うか??
でもこれこそ、セラピストの神髄ですね!
全ての診療科で、年間33,000回を超える施術を実施しているロイヤルフリー病院での補完療法チーム。
難病をお持ちの方、抗がん剤治療や人工透析治療中の方、放射線療法を受けている方、ターミナルの方、手術前後の方、認知症を患っている方など、様々な状況の患者さんがいらっしゃいますが、
「希望する全ての患者さんにトリートメントを行う」をモットーに、
どのような状況におかれている患者さんであっても、工夫しながら施術を行っています。
「●●病だから、トリートメントができない」ではなく、
「こうすれば、トリートメントができる」と、常に工夫をこらしているのです。
その豊富な実務経験と知識、そして何よりキース先生の慈愛とユーモアに満ちた人柄は、
患者さんに生きる力を贈り続けるだけでなく、医療チームやご家族を支える助けとなっています。
たった一人で補完療法サービスを立ち上げてから、
その功績が認められ、大英帝国勲章を授与されるまでに成長した補完療法チームのリーダーのキース先生。
キース先生は、ロイヤルフリー病院を今年定年退職したそうですが、
勤続50年以上で、なんと病欠は一度もなしだそうです!
「たくさんの患者さんに触れることが、自分自身にとっても生き甲斐であり、元気の秘訣!」
と言い切るキース先生。
ホントに、セラピストの鏡ですね!
「キューガーデンで植物といっぱい戯れて、癒されるゾ~!」と張り切っていたのに、
キース先生に逢ったら、私、なんだかすっかり癒されてしまいました。
恐るべし!キース先生の癒しパワー!
今月末のワークショップでは、
姿勢、心の在り方、そして患者さんと接するのに必要なたくさんの技術と知識、医療スタッフとの連携など・・・、
本当にたくさんの大切なことを、しっかりと学んでいきます。
29日午前の講演のみのご参加もOKですが、セラピストの方であれば2日間参加して実技もしっかりと身に付けていただきたいです!
ブラッシュアップしたいセラピスト、医療従事者の方、病院の中の補完療法にご興味のある方、是非いらしてください!
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キースハント来日ワークショップ 病院の中のホリスティックケア 詳細はこちらをご覧ください。
イギリスのアロマセラピーの様子は、オープンキャンパスでお話させていただいています。
直接お話を聴きたい方、是非いらしてくださいませ!