2014.09.05
ロイヤルフリーホスピタルを訪ねて
地下鉄Northern Lineで、BELSIZE PARK駅ヘ。
閑静なハムステッドの町並み見ながら、5分ほど歩くと・・・、
ロイヤルフリーホスピタルに到着です!
1828年に医師William Marsdenが一文無しの女性を救えなかった経験から設立した、無料でケアを提供した初めての病院です(現在では、イギリスで医療費は公的資金で賄われているため無料です)。
最新医療が受けられる総合病院として名高いこのロイヤルフリーホスピタル。
2013年に、更にこの病院の名を世界にとどろかせるニュースが!!!
年間25000人もの人々が無料でアロマセラピーマッサージを受けるこの病院の補完療法チームに、チャールズ皇太子より大英帝国勲章MBEが授与されたのです!!
これは、世界中のセラピストに勇気と希望と感動を与える、大事件ですよね!!!
今回のロンドン訪問の目的は、このロイヤルフリーホスピタル補完療法コーディネーターのキースハント氏を訪ねることでした。
初めてお会いしたキースさん。満面の笑みでお迎えしてくださいましたよ!!
そもそも、キースさんに出会う前から、既に感動していたのです。
病院の正面玄関近くには、チャリティー専用のオフィスが。
訪問者からチャリティー募金を受け付ける他、様々なチャリティーイベントが企画されています。
募金は、患者さんとその家族に快適に過ごして頂くためのサービスに使用されます。
アロマセラピーマッサージも、そのチャリティーによって賄われている事業の1つです。
(私も、少しばかりですがドネーションさせて頂きました)。
病院の中には、「ご自由にどうぞ」というコーヒーやお菓子のサービスが。
点滴を受けながら、リラックスしながらお菓子を頬張り、お喋りしている患者さん達も見られましたよ。
誰もがここでは「ハーイ! 元気?」「休暇はどうだった?」「そのシャツ素敵ね~」など、声を掛け合っています。
誰が患者さんで、誰がスタッフなのか??良く分からないのですが、皆さんとっても和気藹々としているのです。
広い病院の中で、キースさんのお部屋に辿り着けず、ウロウロしていた所、すかさず、通りすがりのスタッフに「どうしたの?どこへ行くの?」と声をかけられ、無事キースさんのお部屋に連れて行って頂きました。
つづく