• 体験会はこちら(オープンキャンパス)
  • 資料請求はこちら
  • お仕事のご依頼はこちら
電話
大切な人のために世界の自然療法を学びたい人が読むブログ

2014.11.15

祖母へのセラピー その③ ターミナルケア

祖母へのセラピーその①高齢者のケア

祖母へのセラピーその②骨折時のケア

の続きです。

 

「腰が痛い」と言いつつも、よく食べ、よく歩き、ずっと元気でいてくれた祖母。

 

会うたびに、私のセラピーを受けては「気持ちいい!」と喜んでくれる、

 

 一番のクライアントさんでした。

 

 

ちょっと腰を揉んだだけで、

 

「痛いのが治った~!」

 

 なんて、

 

大喜びしてくれるので、

 

「ホントかな・・・?」と思いつつも、

 

随分祖母の褒め言葉に励まされ、おだてられ(?)、

 

お陰で、ちょっとだけ、自分のセラピーに自信が付いたのです。

 

 

 

今年の夏に食欲不振で入院。

 

その時も、すぐに病院にオイルを持って駆けつけました。

 

 

 

スィートオレンジ、ペパーミントと2種類のエアーフレッシュナ―で、病室を香らせ、

 

胸のむかつきに良いと言われる手首の「内関のツボ」や、

 

消化器系を刺激促進する「足三里のツボ」など、

 

あらゆる知識を総動員させ、

 

出来る限りのマッサージをしました。

 

 

 

相変わらず「腰が痛い」と言っていたので、

 

サイドポジションで、服の上から指圧スタイルの施術もしていたのですが。

 

 

 

病気が分かり、

 

余命が少ないことを知ってからは、

 

「服の上からではなく、皮膚と皮膚の直接の触れ合いがやっぱり一番・・・かな?」と思い、

 

 

 

「今日は、オイル持ってきたよ~♪」

 

と、

 

アロマセラピーマッサージに切り替えることに。

 

 

 

この時は、「よく眠れるように」と、

 

ローマンカモミールとラベンダートゥルーのブレンドを1%で持参。

 

 

と言っても、脱がせるわけにいかないので、

 

腕、脚、背中、デコルテなど、

 

パジャマの中に、手を入れられるだけ突っ込んで(身内にしか、できない・・・)、

 

病室の中で、即席アロマトリートメントを毎回行っていました。

 

「アロマトリートメント」と言っても、 ひたすら、お喋りしながらエフルラージュをするだけです。

 

 

後に、キース・ハント氏から、

 

「深刻な病状の方でもアロマセラピーマッサージはできる!」

 

「直接の皮膚と皮膚のコンタクトが一番だよ」

 

と聞いて、

 

「ああ、これで良かったんだ~」と、

 

ホッとしました

 

 

 

「マッサージでも、何でも、本人が喜ぶことをどんどんやってください」

 

とお医者さんも言ってくださり、

 

看護師さんも、「いい香り~!」と喜んでくれました。

 

 

 

「気持ちいい~!」

 

「マッサージありがとう!」

 

と喜んでくれていた祖母も、

 

 

日に日に意識が朦朧としてきて、ほとんど1日中眠ったりするようになりました。

 

 

 

でも、私が病室に行くと、

 

 

突然目を覚まして「背中!」と言ったりして、

 

 

母や叔母も「マッサージが好きなんだねえ・・・」と、

 

驚いていましたよ。

 

 

 

亡くなる前日にもマッサージをしていました。

 

 

この時も、意識はなかったけど、

 

 

「マッサージ、気持ちいい?」

 

という問いかけに

 

いきなり、「ウン」と頷いてくれ、

 

また周りを驚かせました。

 

 

 

人のタッチには、特別な力が宿っているのではないかと思います。

 

 

私がセラピストだから、という訳ではありません。

 

 

触れるだけでもいいのです。

 

 

本当に相手を大事に思って触れる時、

 

その手から、自分でも驚くほどの愛や慈しみのエネルギーが噴き出すことを、

 

身を持って感じました。

 

 

 

 

 

祖母が天国に旅立ってから、

 

思い出すのは、

 

「気持ちいい!」「ありがとう!」と喜んでくれる、笑顔ばかり。

 

 

 

 

「マッサージしてあげる!」っていうのは、本当に「魔法の言葉」だと思います。

 

それだけで、絆が強まります。

 

マッサージをする側、受ける側だけでなく。

 

周りの人も含め、

 

たくさんの人が笑顔になります。

 

 

 

もし、ブログを読んでくださっている方の中で、

 

ご家族やご友人が今、病の中にあるという方がいたら、

 

是非この「魔法の言葉」をかけてくださいね。

 

そして、優しく触れて、擦ってみてください。

 

難しい技術は必要ないのです。

 

 

 

もし、ブログを読んでくださっている方の中で、

 

仕事やボランティアで、家族・友人以外の患者さんのケアをされたいという方がいたら、

 

きちんと学ぶ必要がありますが、決して遠い夢ではありません。

 

 病の中にある人へのタッチケアは、医療ではありませんが、

 

セラピストの手が、大きな力になること、間違いありません。

 

 

 

 

 

今回、キース・ハント氏の招致にあたり、祖母のことを思い出さずにいられませんでしたので、

 

思い出話を綴ってしまいました。

 

個人的な体験談でしたが、高齢者ケア、病院でのケアにご興味がある方に、

 

何かのヒントになれば幸いです。

 

 

 

私がアロマセラピーを学んだ英国では、たくさんのセラピストが病院で活躍しています。

 

キース・ハント氏もその一人。

 

彼は、医師でも看護師でもなく、一人のセラピストとして、これまで、何万人もの患者さんに触れ、癒してこられました。

 

 

キースさんをご紹介することで、

 

日本の病院でセラピーを行うことを志すセラピストの方が、一人でも多く増えたら良いな、

 

 そして、タッチの恵みを受ける患者さんが、一人でも増えたら良いな、

 

 

と、思っているのです。

 

 

読んで頂いて、ありがとうございました!!

 

DSCN1044

 ↑写真は、ロイヤルフリーホスピタルでのアロママッサージの様子です。

 

 

医療におけるセラピーケアに興味がある方は、是非キース・ハント氏に会いにお越しくださいね!

12/7(日)のIFPAジャパンカンファレンスでは、

キース・ハント氏がモットーとしている「TREAT NOT A TREATMENT(治療ではなくご褒美を)」と題して、

難病をお持ちの患者さんとの関わり、病院でのケアの実態をご紹介します!

更に、統合医療の現場で活躍する現役医師・看護師から話が聴ける貴重なチャンスです。

懇親会では、直接お話したり、質問ができますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ページトップ

Copyright © 2013 IMSI Corporation.All rights reserved.