冨野学院長のブログ

2021.02.16

瞼(まぶた)のピクピクと自然療法

「疲れると、瞼(まぶた)がピクピクする」・・・。

そんな症状を訴える方が多くいらっしゃいます。

これは、「眼瞼ミオキミア」という症状なのですが、その原因については、詳しく解明されているわけではありません。

でも、目の周りの眼輪筋が、疲労により、勝手に収縮を繰り返すものと考えれいるので、やはり直接の引き金は「眼精疲労」だと言えます。

私達が小さかった頃は「テレビは目に悪いから離れて見なさい」と教育されたはずですが、今では誰もがパソコンやスマホなどに、顔を近づけて、長時間目を酷使してしまっています。

眼精疲労は、現代人にとって、もはや避けられないことですよね。

 

ところで、眼精疲労が起こると、瞼がピクピクする人とそうでない人がいますが、これはどういうことなのでしょうか?

 

東洋医学では、目の内側から上に向かって膀胱経の経絡が流れています。

疲れ目の時に抑えると気持ちの良いポイントである目の内側は、まさに膀胱経1番のツボ「晴明」で、眉頭の内側が膀胱経2番のツボ「攅竹」です。

つまり、眼精疲労が起こると瞼がピクピクするなど、瞼に症状がおこりやすい方は、「膀胱経に問題がある」と考えることができる訳です。

 

膀胱経の気血の流れに問題があると起こりやすい他の不調としては、次のようなものがあります;

・難聴や耳鳴り

・首や肩のコリや痛み

・腰痛

・背骨の問題(猫背、ヘルニア、滑り症、脊柱管狭窄症、側弯症など)

・脊柱起立筋のコリや痛み

・坐骨神経痛

・冷え症

・むくみ

・足首が固い、捻挫しやすい など

 

膀胱経の気血の流れは腎と膀胱を通っているわけですから、瞼のピクピクや上記のような症状のある方は、膀胱炎や頻尿など泌尿器系の問題や、血圧の問題などにも要注意です。

 

たかが瞼のピクピクですが、これは目だけの問題ではなく、大切な身体からのメッセージ。

よく耳を傾けて、身体のケアを行ってあげたいですよね。

 

対処法としては、目を休めるというのが一番ですが、他にも目や耳温める、足や腰を温める、首や腰などつらい部位をほぐす、というのもおすすめです。

座りっぱなしの姿勢は、経絡を流れる気血の巡りを妨げてしまいますので、適度に身体を動かすのも良いでしょう。

そして、大切なことは、腎や膀胱に負担を与えるライフスタイルを見直すことです。

食生活の乱れにより、良質な塩分が不足していているかもしれません。

ミネラルのバランスが崩れたり糖分を摂りすぎたりして、その結果、過剰に水を飲んでしまい、冷えやむくみが起きているのかもしれません。

良質な睡眠が取れていないのかもしれません。

アロマセラピー、リフレクソロジー、ディエンチャン顔反射療法などの自然療法は、どれも1つの症状を改善する目的ではなく、身体の声に耳を傾け、ホリスティックにアプローチすることが得意なセラピーです。

心地よく、リラックスしながら身体の声を聴くことが、現代人にとって最も必要なことかもしれません。

 

 

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