冨野学院長のブログ

2021.05.05

医療・介護の中で行う痛みマネジメント~HEARTS~Day2

HEARTSとは、

Hands on 手で触れる

Empathy 共感

Aromas アロマ

Relaxation リラックス

Textures 触感

Sound  音

の略で、英国のホスピスで補完療法のセラピストによって開発されたテクニックです。

 

元々は、ターミナルケアにおける緩和ケアを目的としたテクニックですが、クリニカルアロマセラピストで心理学者でもあるジョナサン先生は、この手法を様々な心身の痛みや孤独を持つ、より多くの方に適用し、広めています。

更に、ジョナサン先生は、アロマセラピーのブレンディングと注意転換法(痛みから気を紛らわせる方法)などを加えた、ユニークなセラピーを考案しました。

 

その一つが、アロマセラピーと音(セラピストの声)を使った「Train to the Light=光への列車の旅」です。

これは正に、究極のイメージ療法で、患者さんはアロマを嗅ぎ、タッチを受けながら、目を閉じ、セラピストの誘導に従って旅に出ます。

ある患者さんは、家族でたびたび訪れていたスペインを旅して、ギター音楽とともに歌ったり踊ったり、ワインを飲んだりして、大切な人たちと楽しい時間を過ごします。

そして、一人ひとりと会話をする時間を持ちまます。

患者その間、痛みを忘れるだけでなく、心を開放し、愛を感じ、自分の人生を祝福し、謳歌しているのです。

それまで、病院の中で一日中痛みと闘っていた人が、痛みがあることすら忘れてしまう瞬間が多々あるのだそうです。

Day2は、HEARTSの構成要素として欠かせない、タッチと共感についてもしっかりと学びました。

「決まったルーティングが無い」と言われると、真面目な日本人としては、どうしてよいか分からないものですが、患者がセラピストの動きを予測できないことで、痛みを忘れることができるのだそうです。

「基本を理解して、後はクリエイティブに!」ですね。

受講生の職業は様々で、このHEARTSテクニックを使うシチュエーションも色々ですが、「子どもの場合」「認知症の場合」「虐待を受けた経験のある方の場合」など、様々なケースにおける注意点も紹介してくれました。

ジョナサン先生の豊富な経験から溢れ出る知識、そして「知っていることは何でも惜しみなくシェアしてくれる」というお人柄から、毎日たくさんのことを学んでいます。

残すところ、あと1日です。

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