2021.11.21
ディエンチャンアドバンスDay2 脳神経12対、顔面神経麻痺、内分泌、糖尿病、甲状腺機能亢進・低下、妊娠、子宮筋腫、卵巣嚢腫、首と腰の痛みなど
ディエンチャンアドバンス2日目。
12対の脳神経に対するディエンチャンのツボを学びました。
これらのツボは、脳神経の働きをサポートします。
例えば、嗅覚が低下した場合、鼻に関する反射区やツボのほか、「嗅神経」のツボを刺激することで、嗅覚のサポートにつながるのです。
聴覚と平衡覚に問題があれば、耳の反射区やツボに加えて「内耳神経」のツボ、
飲み込むことが難しい、むせやすいのなら、喉の反射区やツボに加えて「舌咽神経」のツボ、
内臓の働きに問題があれば、それぞれの内臓の反射区やツボに加えて「迷走神経」のツボを使っていきます。
ディエンチャンは、「伝統医学を活用した療法」と思われがちですが、実は西洋医学の知識も取り入れることで更に活用法が広がるのです。
脳神経の問題の中でも、特に需要の高い顔面神経麻痺のケアを実習しました。
主にベル麻痺やハント症候群といった、末梢性神経障害に使うテクニックです。
ハンマーでトントントンとツボを刺激した後、ツボ探し棒で上方向に線引きし、シールを貼っていきます。
ベトナムでは顔面麻痺の治療として行われているケアですが、顔面麻痺に罹っていない人が行えば・・・、素晴らしいリフトアップになります!
なんと、全員が、リフトアップ効果を感じることができました!
他にも、小鼻が小さくなる人、ほうれい線が消える人、目尻や眉尻が上がる人が続出!!
もう、笑いが止まりません(笑)!
内分泌系全体のフォーミュラや、各内分泌腺に対するツボ、糖尿病のフォーミュラなど。
内分泌のフォーミュラは、病気や症状がある方だけではなく、美容と健康にも良いのです。
糖尿病の方が、低血糖で失神してしまったら・・・? そんな時もディエンチャンのテクニックは役立ちます。
皆さん、バッグの中には、ディエンチャン棒を常備しましょう。
甲状腺機能亢進症・低下症のケアについても学びました。
甲状腺に問題がある方は、首がバッキバキに凝っていたり、むくんでいたりすることが多いのです。
甲状腺は喉(首)に位置しますので、甲状腺の気血の巡りをよくするには、首の滞りを解消することがとても重要。
滞りの解消が得意中の得意なディエンチャンは、大変役立つのです。
妊娠中、子宮筋腫、卵巣嚢腫などのフォーミュラも。
「コブ」が身体に現れる時は、陰に偏っている時。
食事やお風呂の入り方にも工夫が必要ですが、「霧垂れ棒」という道具が大変役立ちます。
首や腰の痛みに対する施術。
反射区、ツボ、同型説(形が似ている部位は関連しているという理論)を駆使して、「生きたツボ」を探していきます。
ディエンチャンは、顔への施術がメインですが、背中を顔に診立てて背中を施術するなど、良いと思われることは何でも行っていきます。
「まずはやってみて、良ければ続ける、良くなければ変える」
マニュアル通りではなく、柔軟な発想と豊富なアイディアで、自由に施術を組み立てていくのがディエンチャンの特徴。
これこそが、戦争中や戦後、物資も医薬品も手に入らなかった時代に、「誰もが自分の主治医になれる!」をテーマに開発されたディエンチャンのスピリットです。
2日間のモジュール4を終え、皆さんのお顔が益々イキイキと輝いていきます。