2022.01.08
ベトナム女性から学んだ産前産後の過ごし方
IMSIの受講生さんの中には「妊娠中も、セラピストとして働けますか?」「精油は使っても大丈夫ですか?」と、心配される方もいらっしゃいます。
私自身の経験ですが・・・、私は出産10日前まで、フルタイムでセラピスト&講師として働いておりました。
↑妊娠7か月
妊婦さん自身が元気であれば、仕事をすることも、精油を使うことも、全く問題ないと思います(もちろん体調の悪い方、不安な方、医師に止められている方は、休んでください!)。
精油は、正しい使い方、つまり安全な濃度に希釈した状態であればOKですが、飲用や高濃度の塗布は、妊娠していなくてもNGです。
↑臨月
6年前のお話になりますが、私のマタニティライフは、公私ともに、様々なセラピーをたくさんして、受けて、本当に元気で快適でした。
自分が妊娠中に、妊活でお悩みのクライアントに施術をしたところ、その方が妊娠した!というミラクルも起きました。
(たまたまかもしれませんが・・・(笑)。今は、その方と私は、同じ年齢の子がいます)。
私がこんなに元気な妊婦だった秘訣は、何も特別なことはありませんが、昔ベトナムで出逢った妊婦さん達の影響が大きいように思えます。
現在のベトナム人の平均年齢はなんと約30歳で(日本の平均年齢は、約45 歳)、全人口のうち、 およそ60%が30歳以下だそうです。
つまり、若い人が多く、エネルギッシュな国。
私がベトナムで暮らしていた30年前は、今よりもっともっと、若い人が多かったと思います。
子だくさんの方が多く、そこら中に子どもと妊婦さんがたくさんいて、妊婦さんたちが当たり前のようにとてもよく働いているのが印象的でした。
ツアーの添乗員が妊婦さんで、ツアーで一緒だった他のお客さんも妊婦さんで、カフェに入ればウエイトレスも妊婦さん・・・という、周りが「妊婦尽くし」ということもありました。
農家の人々に至っては、大きなお腹でも、ガンガン野良仕事をしている女性も多くいらっしゃいました。
まだ二十歳そこそこで、周りの友達や親戚にも妊婦がいなかった私は「妊婦さん=とってもパワフルで元気な人」というイメージが勝手についてしまったのです。
そんな私が驚いたのは、あんなに元気に働きまくっていた妊婦さん達が、出産した後は「徹底して休む!」ということでした。
かなりの長い間、食事とトイレ、授乳以外は、ほとんど何もせずに寝てばかりで、お風呂にも絶対に入りません(お風呂と言っても、湯舟はなく、水浴びです)。
赤ちゃんのおむつ替えはどうしていたかと言うと・・・、なんと皆さん、今流行の「おむつなし育児」で、初めて見た時は目が点になりました!
そこから長い年月が経ちましたが、自分がセラピストになり、「妊婦さんは、元気であればしっかり動く!そして産後はしっかりと休む!」というのは、とても理にかなっていることが分かりました。
お産は全身の関節が一気に緩みます。
そして、産後にゆっくりと、緩んだ関節が元に戻っていくのです。
その際、無理に動き回ったり、身体を冷やしてしまったりすれば、身体が歪んで、後々になって様々なトラブルが起きてしまいます。
逆に、産後、心身ともに安静にしてゆったりと過ごせば、身体は自然と良い状態に整ってくるのです。
産前にはあった身体の歪みが、産後にすっかり治ってしまうということもあり、「子どもを産むたびに、どんどん健康になる!」という方も多いのだそうです。
現在は、セラピスト&講師として、多くの方の産前産後のサポートもさせていただいています。
また、マタニティ&ベビーケアを行いたいセラピストも、多くIMSIで学ばれています。
産前産後の不安、マタニティ期の不調、子育ての悩みなど・・・、自然療法を取り入れ、自然と調和することで、お悩みがラクに解決することも、よくあります。
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