2022.06.02
円形脱毛症と自然療法
急に一部の髪がまとめて抜け落ちて、地肌が見えてしまう円形脱毛症。
自分で気づくこともあれば、家族や美容師さんに言われて気づくこともあります。
また美容師さんがお客様の円形脱毛症を見つけてしまい、「伝えた方が良いのかな?でも、なんて言ったら良いの……?」と悩むこともよくあるのです。
東洋医学では、現れるすべての症状は、どんな些細なものであっても、身体からのメッセージであると受け取ります。
緊急性の高い症状であれば、すぐに病院に行って対処するということも必要かもしれませんが、何か症状が現れているということは、「身体の声に耳を傾ける必要があるよ!」という、ありがたいお知らせなのです。
では、円形脱毛症はどんなお知らせかと言いますと……?
東洋医学では、毛髪に問題が起こると、通常は水の要素、つまり、腎・膀胱の不調和と考えます。
ただ、円形脱毛症に関しては、毛髪というよりは頭皮、皮膚の問題であるとも考えられます。また、円形脱毛症はアレルギー体質の方に多く見られますし、自己免疫疾患という考え方もあります。皮膚やアレルギーや免疫に関することは、金の要素、肺・大腸の不調和と考えることができます。
金の要素、肺・大腸の不調和がみられる方に、まず見直していただきたいのが、「呼吸」と「腸内環境」です。
せわしない日常生活の中で「呼吸を意識して!」というのは難しいことかもしれません。でも、ウォーキングなどの軽い運動や森林浴をすることは、自動的に深い呼吸をすることに繋がります。ヨガやアロマセラピーも、呼吸を深くするのにとても良いのです。携帯用のインヘーラー(吸入器)に精油を含ませれば、仕事中や勉強中、移動中などでも、手軽に呼吸を整えることが可能になります。
腸内環境については、食べ物と深く関わることは言うまでもありません。「何を食べたら良いですか?」と思う前に、まずは「腸内環境をアンハッピーにする食べ物」を減らすようにしてみましょう。「腸内環境をアンハッピーにする食べ物」とは、ものすごく簡単に言うと「自然界に存在しない」もの、つまり人工的に作られたり加工されたりする物質です。
また除菌のし過ぎで、私たちの常在菌の多様性が失われていくことも腸内環境を乱す原因となり、金の要素の不調和につながります。
それと、どんなに良い生活習慣を送っていても、ストレスケアは大切です。過剰なストレスは、呼吸にも腸内環境にも同時にダメージを与えてしまうのです。心身の不調和が起こっているときは、とにかく心地よく、ご機嫌に過ごすことを最優先しましょう。睡眠の質も大切です。
ディエンチャンは、さまざまな形状のグッズで身体をケアするベトナムの健康法ですが、円形脱毛症をお持ちの方に、とても良い結果を出しています。ディエンチャンには、「お困りの部位を直接施術」や「反射区を使った施術」など、いろいろなアプローチがあります。
「お困りの部位を直接施術」では、例えばこのような道具を使って、円形脱毛症ができている頭皮を刺激していきます。
ほかに、頭皮の反射区チャートを使う考え方もあります。
頭皮にも全身の反射区があり、例えば、百会のツボのあたりは「お尻」の反射区です。もし百会のツボ周辺に円形脱毛症ができていたら、「お尻周辺に滞りがあるよ」と捉え、骨盤、股関節や殿筋などのケアを入念に行うのです。
「そんな簡単なもので、治るもんか!」と思う方もいるかもしれません。いえいえ、当たり前ですが、治すのはディエンチャンではなく、自分自身なのです。ディエンチャンは、東洋医学の考え方をベースに、気血の滞りを解消させるアイディア満載のグッズ、そしてたっぷりのユーモアと智慧で、人々の自然治癒力を向上させるお手伝いしていきます。
ご興味のある方は、是非ディエンチャン無料体験会でお会いしましょう!ご希望者はディエンチャンのミニセラピーが受けられます。身体の声を聴きながら、気分もスカ―ッと晴れる、そんな体験ができますよ。