2023.01.07
医療占星術(メディカル・アストロロジー)をセラピストが知るメリット
私がイギリスに留学して初めて出逢ったイギリス人アロマセラピストは、カーリーヘアで、まるで占い師のようなルックスの女性でした。
その方が「私はアロマセラピストで、占星術師(アストロロジスト)です。」と言ったとき、「え?!星占い?アロマと何の関係があるの?」そう思ったものです。
実は、それまで「星占い」は自分には無関係だと思っていたのですが、その後、セラピーと占星術(アストロロジ―)を組み合わせている方がイギリスには結構いらっしゃることが分かりました。
実は、あまり表には出していませんが、私の恩師でIFPA創始者のガブリエル・モージェイ先生も、プロ級の占星術の知識をお持ちです。

後から知ったのですが、セラピーと占星術(アストロロジ―)の相性が良い理由は、言うまでもありません。数千年の歴史を持つ占星術は「心身の性質」を深く読み取ることが得意な学問で、元々は医学に活用されていたのです。つまり、どういう体質で、どういう気質で、どんな持病を抱えやすいのか。どんなケガや大病をしやすいのか。それを事前に知ることができます。そして先回りして予防のためのケアを提案することが可能になるのです。
医学の祖・ヒポクラテスは、「患者のホロスコープが理解できない者には医師の資格はない!」と言っていたそうですが、正にホリスティックな視点でクライアントを診て、病気予防や健康増進のアドバイスをするのに最適な学問であり、セラピストが身に付けると、自分自身はもちろんのこと、クライアントへのケアやアドバイスにとても役立つのです。

占星術(アストロロジー)そのものが古くから医師たちに活用されていた訳ですが、更に医療やウェルネスの視点を深堀して発展させたものが「医療占星術(メディカル・アストロロジー)」と呼ばれています。
意外かもしれませんが、オーストラリアでは、最新の科学的データやエビデンスを重視している医学界や、一瞬を争うプロスポーツ界でも、医療占星術(メディカル・アストロロジー)が活用されています。ここでは、星座に器官、内臓、ホルモン等を関連付け、体質や気を付けるべき疾患、摂るべきハーブ、食べ物、ビタミン・ミネラル、フラワーエッセンス等etc・・・のアドバイスが行われています。
例えば、「おうし座は美食家で、マッサージなど心地よいこと大好き。太りやすいので炭水化物は程ほどに」とか、「うお座は夢見がちな性質のため、グラウンディングのための根菜類を食べると良い」といった感じです(実際には、もっともっと深いです!)。
「当たってる!!!」という人もいれば、「うーん・・・、同じ星座なのに体質がちょっと違う・・・?」という方もいらっしゃるかもしれません。これには理由があります。
通常の星占いでは、生まれた時に太陽があった場所=「太陽星座」を使うことがが多いのですが、これは「私はこうだ」というアイデンティティや人生の使命を表しています。そのほかに医療占星術(メディカル・アストロロジー)では、感情や欲求、潜在意識を意味する「月星座」や、物の見方や認識を意味する「アセンダント(上昇星座)」なども重視しているので、自分が思っている星座とは違う星座が体質に強く表れることもあります。
少し学んだだけでも「なるほど!」と腑に落ちることが多く、すぐに実生活に役立てることができる知識です。
来月、オーストラリアのナチュロパスのキラ・サザランド先生による「医療占星術(メディカル・アストロロジー)」のオンラインセミナーを開催します。星の先生の名前が「キラ」なんて、素晴らしいですネ!
全12星座についてのハーブ、フラワーエッセンス、ビタミン、ミネラル、食習慣、気を付けるべき疾患、摂りたい&摂りすぎNGの食べ物などのボリューミーな資料付きで、これはもう永久保存版です。

ご自身もアスリートであり、普段はプロを含む一流スポーツ選手に帯同しているキラ先生が、科学的なデータと併用して活用しているメディカル・アストロロジー(医療占星術)のシンプルながら奥深い世界をたっぷりと学べますよ。
録画視聴も可能ですが、質疑応答に参加したい方はライブでの参加がおすすめです!
詳細は、下記のリンクをご覧くださいね。