2023.09.08
『スピリットとアロマテラピー』の意外な見どころとは?
前回のブログ、アロマセラピストなら読むべき『スピリットとアロマテラピー』の続きです。
この本は、西洋人であるガブリエル先生が東洋医学の視点で書いたアロマセラピーの本で、ガブリエル先生自身が行った精油の陰陽五行分類が見どころです。
しかし、ガブリエル先生にとっての「原点」ともなる理論がこの本の中にあります。
それは、この本のP38とP39に書かれている、「精油と占星術」です。
西洋人にとっては馴染みのある理論ですが、カルペパーのような先駆者たちが培ってきた「伝統医学 x メディカルハーブ」の理論こそが、ガブリエル先生に「東洋医学 x アロマセラピー」のインスピレーションを授けてくれたのです!
ガブリエル先生の許可をいただきまして、P38とP39の「精油と占星術」の内容を少しだけご紹介しますね。
★太陽(しし座の支配星):心臓、循環、胸腺、免疫と関わる、陽のシンボル、気高さ。ローズマリー、ローレル、フランキンセンス。
☆月(かに座の支配星):消化、滋養、膵臓、乳腺と関わる、陰のシンボル、直観、創造。ジャスミン、コリアンダー、クラリセージ。
★水星(ふたご座とおとめ座の支配星):神経系、甲状腺、発語と聴力、動きと安定。フェンネル、キャラウェイ。
☆金星(おうし座とてんびん座の支配星):皮膚、副甲状腺、女性生殖器、愛と美。ローズ、ゼラニウム、レモン、ベンゾイン。
★火星(おひつじ座の支配星):血液、筋肉、副腎、男性生殖器、活力、浄化。ジュニパー、ジンジャー。
☆木星(いて座の支配星):成長、肝臓、下垂体前葉、発展と肯定。ヒソップ、オレンジ。
★土星(やぎ座の支配性):骨、下垂体後葉、老化のプロセス、安定、忍耐。シダーウッド。
天体と身体部位、植物の関連性をどのように解釈し、活かしていくかを考えることが、メディカルアストロロジー(医療占星術)のクリエイティブで面白いところですね。
上記に出てこなかった、天王星(みずがめ座の支配星)、海王星(うお座の支配星)、冥王星(さそり座の支配星)については、書籍には掲載されていなかったのでここでは割愛しますが、新コースではしっかりと解説がありますよ!
今年の11月からスタートするガブリエル先生の新コース「アロマティック・メディカル・アストロロジー(アロマセラピストのための医療占星術)」は、占星術の智恵を楽しく学びながら、人や薬用植物への理解を深め、精油を選びやブレンディングに役立てていくためのコースです。
パワフルでダイナミックな薬用植物を学び、精油選びやブレンディングスキルを高めたい人に、とてもおすすめです。
占星術の予備知識がなくても大丈夫です。
ガブリエル先生と一緒に、新しい発見に満ちた、魅力的な学びの旅に出かけませんか?