2024.02.29
ガブリエル先生による医療占星術の鑑定文 その②
前回のガブリエル先生による医療占星術の鑑定文 その①の続きです。
先日のガブリエル・モージェイ先生による「アロマティック・メディカルアストロロジー～アロマセラピストのための医療占星術～」コースでは、ホロスコープチャートを見て、性格、性質、体質などを描き、精油を選んでいく方法を学びました。
そのポイントとなるのが、それぞれの惑星がどのハウス（人生におけるテーマ）に位置するのか、そして惑星同士の位置関係＝アスペクトになります。
コース最終回の前には、ガブリエル先生が、50名近くの受講生さんお一人おひとりに対する鑑定文を作成してくださり、更に理解が深まってきました！
その内容とは・・・？
例として、私のチャートを見てみると、太陽（基本性質）、月（感情）、金星（美学）の惑星が、【魚座】に位置しています。これは、人生に大きな感受性と直観力をもって取り組み、生まれつき無私で献身的、感情豊かであることを示しています。
更に、ハウスに注目すると、これら太陽、月、金星は【第10ハウス】にあります。第10ハウスとは、「キャリア」「職業」と関連しており、私は魚座の献身的な性質を、仕事や社会貢献に焦点を当てていくことを反映しているのだそうです。
ここまででも、既に「当たってる～！」と思えるのですが、更に惑星と惑星の角度=【アスペクト】に注目すると、深いメッセージを読み取ることができます。
【スムーズなアスペクト】としては、金星と太陽、金星と月が【コンジャンクション（0°）】を形成して性質を強め合っています。これは、ガブリエル先生によれば、「人望と教養があり、自己表現が豊かで、内面が調和している人」を反映するのだそうです。
また、太陽と火星が【セクスタイル（60°）】を形成し、これはエネルギッシュで活動的、生産的であることを示しています。
一方、【チャレンジングなアスペクト】としては、太陽、月、金星の3つが、海王星と【スクエア（90°）】の位置関係にあり、人生における厳しさや課題があることを意味し、スピリチュアルな修行や教えとも関連していることを示します。
また、自我を示す第1ハウスに、責任や社会性、構造や組織を意味する土星が位置しており、ここからも「仕事がアイデンティティ」ということが読み取れますが、土星が太陽と【スクエア（90°）】の位置関係にあることから、構造や組織が揺らぐと不安になり、自信喪失につながる可能性があります。
精油を選ぶ方法としては、【チャレンジングなアスペクト】に注目をすることが大切だとガブリエル先生は言います。
私の場合は、主要な惑星と【チャレンジングなアスペクト】にある「海王星」と「土星」を強化することで、よりリラックスしてスムーズに課題を乗り越え、成長していくことができるのだそうです。
ガブリエル先生が、私のチャート見て選んでくださった精油は、
直観力、感受性、スピリチュアルティを高めるアンジェリカ（海王星）
安定させ、不安を和らげ、内なる平和をもたらすスパイクナード（海王星）
逆境において、内なる強さ、回復力、不屈の精神、智恵を与えるヒノキ、ヒバ、シダーウッドなどのウッディ系（土星）
もちろん、ガブリエル先生からの鑑定文は、もっともっと長くて深く、クラシック音楽のように美しい文章で綴られており、「家宝にします！！」といえるくらい、大切なものとなっています。
何より、占星術初心者だった私に、人のチャートを見て、（もちろん、この道40年のガブリエル先生のよう上手くはいきませんが）それなりに解釈し、精油を選ぶという、アロマセラピストとして新たな扉を開くスキルを授けていただき、本当にこのコースを開催して良かったと思っています。
これまでは、精油の芳香エネルギーと化学成分のバランス、それに東洋医学的な視点を加えて精油を選んでいましたが、占星術という新たなスキルも手に入れたことで、更にホリスティックでバランスの良いアロマセラピストを目指して、活動していきたいと思います！
録画視聴は5月末まで！今からでもアーカイブ受講が可能です（ガブリエル先生は、後からのアーカイブ受講の方にも、鑑定文は作ってくださるそうです。）
