冨野学院長のブログ

2024.04.06

超高齢化社会において、絶対に学んでおきたい「幸せな介護」とは……?その2

前回のブログ 超高齢化社会において、絶対に学んでおきたい「幸せな介護」とは……?その1 の続きです。

親を優しく見送り、あなた自身も豊かな人生を送る幸せな介護

伝統医学の国際標準化会議に日本代表として出席するなど、東洋医学界でキャリアを築き上げていた東郷先生ですが、お母様が転倒して骨折されたことから、突然に介護が始まったそうです。

普段は、看護師や鍼灸師の卵達に患者さんに寄り添う大切さを教えていた東郷先生にとっても、やはり仕事をしながらの在宅介護はとても大変で、一人で抱え込んでしまうことも多く、なんとお母様の首に手をかけた経験もお持ちなのだそうです。

しかし、お母様の下着を買いに行ったスーパーのレジで、おばちゃんが「ひょっとしてお母様の介護をされているんですか……?頑張ってくださいね💛」と言ってくれたことから、「自分一人じゃない!」ということに気づきます。

そして、抱え込むのではなく、”One Team”でおこなう「幸せな介護」が開けていったのだそうです。

お母様が余命一週間と宣告されてから葬儀のまでの模様は、テレビ東京『ガイアの夜明け』でも放送され、大きな反響を呼びました。

私も放送を拝見しましたが、東郷先生もお母様も、周りのヘルパーさんたちもとても幸せそうで、本当に羨ましいくらい素敵なお見送りでした。

東郷先生は、「介護では、自分の人生で大切に思っていることしか大切にできない」と仰っています。

例えば、普段から「食べること」や「愉しむこと」を大切に思っている人であれば、介護をしている相手の食べ物や愉しみも大切に考えられます。

だから、普段から人として「大切に思うことの引き出し」を増やしておくことが、幸せな介護のためにはとても大事なのだそうです。

逆に、普段から仕事のことしか考えていない人は、仕事のことしか考えていない人の気持ちしか理解することができず、年老いて仕事ができなくなった両親の気持ちを理解することはないのだそうです。

幸せな介護の応援団長、東郷俊宏先生

ニコニコといつも笑顔で、物腰穏やかな東郷先生ですが、時にはドキッとさせられるような真実もズバリと仰います(現在、東郷先生から医学史を勉強中ですが、ドキッとしまくりです!)。

4/29(月・祝)にIMSIセラピーフェスティバルで開催される東郷先生のワークショップでは、東郷先生が、介護をずっと楽なものに、そして自分の人生を豊かなものにする糧とするためのヒントをご紹介します。

「幸せな介護の経験は、自分のその後の人生を豊かにしてくれる!」と思うと、何だか前向きな気持ちになれますよね。

これから始まる介護について不安に思っている方、今誰かを介護している方、介護が終わりを迎え、その経験を自分の豊かに人生のために役立てていきたい方、是非ご参加くださいね。

幸せな介護について、共に学びましょう~(^^♪

4/29(月・祝)はIMSIセラピーフェスティバルへ是非足をお運びください!

東郷先生のワークショップ親を優しく見送り、あなた自身も豊かな人生を送る「幸せな介護」はお席に限りがありますので、早めにご予約下さい!

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