2016.08.29
ホルモンバランスの乱れと東洋医学③ 頬のシミと婦人科系疾患
いつまでも心身ともに若々しく、イキイキとしている方と、
年齢よりも老けて見えて、いつも疲れている方とが
いらっしゃいます。
年を取ればとる程、その差が開いて来ますが、
この差は、いったいどこから来るのでしょうか?
外見の美しさは、内面から現れてくるということは、言うまでもありません。
逆に言うと、気になる外見のトラブルは、
身体の内側からのサインとして読み取ることができるのです。
更年期障害、月経困難症、月経不順、不妊症などの問題や
子宮筋腫や内膜症、卵巣嚢腫、多嚢胞性卵巣症候群、子宮がん、卵巣がんなどの病気、
近年、本当に増えてきています。
これらの病気は、突然病気として発症するわけではありません。
発症するずっと前から、私たちに気づいてもらおうと、
身体はサインを出し続けているのです。
例えば、「頬のシミ」。
日焼けのし過ぎでシミができると言われていますが、本当にそうでしょうか・・・?
東洋医学の経絡では、胆経の経絡が頬骨の辺りを走っています。
(経絡の画像は、『セラピューティック・リフレクソロジー(フレグランスジャーナル社)より』)
頬のシミは、胆経の経絡に滞りが起きているとを意味しているのです。
「胆経の経絡の滞り」とは、
「胆嚢の不調」とは少し違います。
胆経の経絡は、身体の側面、例えば、こめかみや顎関節、
股関節、膝の外側などを通っていますが、
臓器としは、卵巣も通過しており、
エストロゲンやプロゲステロンと言った女性ホルモンのレベルにも大きく関与しています。
つまり、頬のシミを発見したら、「女性ホルモンのバランスは大丈夫かな・・・?」と、
気に留めてほしいサインなのです。
他に、胆経の滞りのサインとしては、足の第四趾があります。
↓ こちらの足。
一見、何の問題もなさそうな足に見えますが、
足の第四趾が、第三趾のほうに曲がっている(寝指と言います)のが分かりますか?
足の第四趾に力が入っていない証拠で、こちらの胆経の滞りを表しています。
では、
頬のシミや、第四趾の寝指を発見してしまったら、どうしたら良いのでしょうか?
病気の発症を防ぐため、
そして、病気にかかったとしても、自分の治癒力を高めて改善に導くためには、
質の良い気血をつくり、流れを滞らせないライフスタイルに変えることが重要です。
特に、肝経と胆経のトラブルは、
食べ物、薬やサプリメントと言った、口に入れる全てのものの質と大きく関わっています。
頬のシミが気になったら、
高級美容液を買いに走るよりも、
まずは、自分が口に入れているものの質を、確認してみると良いですね。
セラピストは、お客様が、よりイキイキと、健康に、美しく生きるお手伝いをさせて頂くのが仕事。
セラピストが、東洋医学を学ぶことで、
もっともっとお客様の不調の原因に深くアプローチして、
解決のお手伝いをすることができると思うのです。
私は、この考え方を、南アフリカのインガ・ドーガン先生より学びました。
大切な人のために自然療法を学びたい方、
この秋は、インガ・ドーガン先生ご本人から学ぶ、またとないチャンスです。
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セラピューティック リフレクソロジー
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