2016.09.03
ディエンチャンアドバンスDay① 基本と応用の大切さ~救急救命やディエンチャンの原則など~
ベトナム医道センターより、タム先生と奥様のThiさんが来日しました。
タム先生は、2012年以来、4年ぶりの来日です。
本日よりディエンチャンアドバンスコースが始まりましたよ!
さて、初日は、
受講生による、ディエンチャンの症例報告から始まりました。
目の充血、視力回復、緑内障、糖尿病、低気圧による頭痛、歯痛、ガングリオンetc・・・。
ディエンチャン基礎コースで学んだだけでも、
皆さん結果を出していらっしゃるようですネ。
「ディエンチャンを学べば、自分や家族の病気をケアすることができる!」と、
タム先生の言葉に、一同勇気づけられました。
タム先生も、自分のお子さんたちに、出来るだけ風邪薬や抗生剤などを使わず、
ディエンチャンでナチュラルな子育てを行っているそうですよ。
今回は、
ディエンチャンで定番の「6つのリンパ反射」の更にグレードアップバージョンが紹介されました。
免疫を促進するだけでなく、内分泌や消化機能を整え、より健康を増進させる方法です。
また、
ディエンチャンの基本の「生きたツボ探し」や、
救急救命術の「線引き」などの復習も行われました。
チャウ先生ご自身や、次男のチー先生も、
実は、ディエンチャンの救命術で命を救われた経験をお持ちなのだとか。
果物で喉を詰まらせた話や、誤って針を飲んでしまった話など・・・、
経験談に基づいた緊急時の対応を学びました。
基本を押さえれば、本当に必要な時に、命も救ってくれるのですね。
また、理論編では、
陰陽の深い話と、身体の陰陽の判別方法、
そして、ディエンチャンの11の原則を学びました。
この11の原則の組み合わせで、
ありとあらゆる体質や疾患に対応することが可能なのです。
「この東京・渋谷区の中には、何万もの家があって、
ドアがあって、それぞれの鍵とか鍵穴があります。
ある時、鍵を失くして、鍵屋さんを呼ぶことになりますが、
鍵屋が使う道具は何万種類もあるわけではなく、
いくつかの道具組み合わせて、全てののドアを開けることができます。
ディエンチャンの11の原則も、鍵屋の道具と同じです。
世の中にはたくさんの人がいて、病気の種類も何千・何万もありますが、
私たちは、この11の原則で、どんな人にでもアプローチすることができるのです」。
シンプルな施術の中に、たくさんの深すぎる理論があること、
タム先生から改めて学びました。
明日から、更に実践を深めていく予定です。
ご参加の皆様、6日間連続コースですから、
体調万全に整えて、お元気でお会いしましょう!!
タム先生による入門編 家庭医学とディエンチャン
2016年9月10日(土)