2016.10.11
インガ・ドーガン先生来日ワークショップ③~本当に大切なこと~
ワークショップ2日目は、インガ先生を囲んでランチ会でした。
窓から見える富士山が、とってもきれいでした。
インガ先生も、その美しさにビックリ!
行ってみたいと仰っていましたよ。
今回は、本当に慌ただしい中の来日だったのですが、
次回はノンビリ日本に滞在できる機会をつくって、お連れしたいです。
さて、
「頭がパンパン!」
「脳がフル回転!!」
「でも国際セミナーはこうでなくっちゃ~!」
という声が続出だった、2日間のワークショップ。
本当に大切なことを、インガ先生は教えてくださいました。
まずは、経絡と病気の現れ方について。
経絡は、その名づけ元となっている臓腑のみではなく、
その走行を確認すると、多くの臓器を通過しています。
例えば、「胃の経絡」は、
胃だけではなく、
目の下、顔面(フェイスライン)、喉、甲状腺、乳房、大腸、
卵巣、鼠蹊部、膝、足の第2趾などを通っています。
胆の経絡であれば、
胆嚢だけでなく、
目尻、こめかみ、側頭部、頬、顎関節、首の横、肩、
脇、卵巣、股関節、足の第4趾などを通っています。
経絡の滞りがあると、
身体はその走行に沿って、多くの警告を発してくれます。
例えば、膝の痛みや首のコリ、フェイスラインのニキビなど、
警告を無視したり、対処療法を続けていると、
いつの間にか「病気」となって現れてくるのです。
では、
「病気」にならない為には、どうしたら良いか?
1つは、なるべく「毒」を入れないこと。
インガ先生は、日本滞在中に、驚いていました。
「スーパーで売られているパンが“フワッフワ”なのは何故?
小麦は、ズッシリと、重いはず。」
「スーパーで売られている発酵食品が、
いつまでも発酵が進まないのは何故?」
「普通に考えればオカシイ!」という感覚を持ち合わせていれば、
毒が身体に入って来る機会も減らせるはずです。
2つ目は、消化器系の健康が全ての基本。
ホルモンに限らず、細胞や分泌物などは、
外から来るのではなく、
食べ物から自分で作るものだということ。
どんなに良いものを食べても、
しっかりと消化して、
食べ物を分子にして、吸収することができなければ、
私たちは何も作ったり使ったりすることはできないのです。
3つ目は、定期的なトリートメント!
私たちの身体は「分子」の固まり。
病気を発生させる毒素も「分子」。
毒素の分子がくっ付いて、気血の流れをブロックしようとしたとき、
ブンブンブンッと、身体を振って、
毒素のくっ付きを取ってあげればよいのです。
そのブンブンブンッというのが、
経絡に刺激を与えるトリートメント = セラピューティック・リフレクソロジーです。
足の5本の趾には、6本の経絡が通っており、
この6本の経絡は、体幹~頭部の全ての器官を網羅しています。
だから、5本の趾にしっかりと働きかければ、
全ての器官をブンブンブンッとすることができるのです。
リフレクソロジーが国家資格の国、南アフリカでは、
リフレクソロジーに禁忌はありません(もちろん、注意点はあります)。
むしろ、赤ちゃん、妊婦さん、高齢者、
病気や障がいをお持ちの方、人生の最期に近づいている方など、
日本では「禁忌」と言われてしまいそうな人たちにこそ、
リフレクソロジーが推奨されています。
「私たちがやっているのは、傍から見たら“趾で遊んでいる”だけ。
危険なことではありません。
結果を出すことを、恐れないで!」
そんな力強いメッセージも、インガ先生から頂きましたよ。
受講生の皆さまから、様々なメッセージを頂きましたが、
その中でも、
「お金に換えられないほどの
大事なものを持って帰ることができた」
というメッセージを下さった方がいらっしゃって、
本当に、本当に嬉しく思いました。
ご受講の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!
大切な人のために、
そして、自分自身のためにも、
インガ先生からの学びをご活用ください。
インガ先生のように、
「リフレクソロジストになって40年間、
健康保険を一度も使っていない!」と、
40年後に笑って言えるようにネ。
(南アフリカでは健康保険の加入は任意ですが、
インガ先生は、保険に入ってもいないそうです。)
今回のワークショップ、私自身にとっても、とても大きな学びでした。
これからも、本当に自然療法を学びたい方を、
応援していきたいと思います。