2017.01.12
更年期障害とアロマセラピー
更年期の症状に悩む方から相談を受けることがよくあります。
イライラ、のぼせ、発汗、動悸、気分の落ち込み、倦怠感などの様々な心身のトラブル、辛いですよね。
しかも、真面目な方がとっても多いのです。
以前、更年期の症状に良いと思われる精油をブレンドしてプレゼントしたら、とても恐縮されてしまって、お返しもいただいてしまい、かえって気を使わせてしまったと反省したこともあります。
また、精油を自分でブレンドしていただこうと、レシピを教えてあげたところ、「ブレンド、一生懸命頑張ります!」「頑張ったけど、うまくいきませんでした・・・」というメールが帰ってきたことも・・・。
真面目な方にアドバイスをすると、かえって負担をかけてしまうということも学びました。
今は、その教訓を活かして(?)、更年期の方には、「直感で精油を選んで、それをティッシュに1滴落として、好きなだけ嗅いで下さい」とアドバイスしています。
テキトーなようですが、このくらいゆるーい方が丁度良いこともあるのです。
ちなみに、一般的には更年期の症状には、気持ちを落ち着けるラベンダーやイランイラン、精神のアップダウンを沈めるネロリやベルガモット、ホルモンのバランスをとると言われるゼラニウムやローズ、エストロゲン様作用があると言われるフェンネル、クラリセージなどが有効と言われています。
ホットフラッシュには、私は清涼感のあるスペアミントやペパーミントもよく使います。
でも、作用ではなく、本人の好みを最優先します。
更年期かも?と思っても、自己判断せずに一度は婦人科を受診することをオススメします。
更年期だと思ったら別の病気が潜んでおり、身体が早めにサインを出してくれたのだと胸をなで下ろした方もいらっしゃいますから。