2019.05.21
夜中に食べ過ぎてしまう「過食ぎみ」の方へ
「私、つい夜中に食べてしまうんです。
どうしたら良いでしょうか?」
というご相談を受けることが良くあります。
そんな時、
「分かります~、ハハハ!
私も、そうなんですよ!」
とお伝えすると、皆さん、ビックリされるのです。
セラピストだから、完璧な生活を送っていると思われがちですが(笑)、
私は、心と身体がアンバランスを起こしている時は、
心が満たされることを優先して良い(=食べて良い)と思うのです。
でも、
1.できるだけへルシーなものを食べること。
2.何故、異常に食べたくなるのか、心の状態を観察すること。
が大切。
1.についてですが、
私が、お腹が減ったときに、
夜中でも良く食べているものは、これです!
オーガニックのミューズリー!
他に、ナッツやフルーツ、蜂蜜、メープルシロップ、ココアなどを常備していて、
ストレスが溜まった時や、
勉強が大変な時などには、
夜中でも、お腹いっぱい食べてしまいますよ。
そして、2が重要。
混乱したり、不安になったり、「満たされない・・・」と感じたりしている時、
誰かに認めてほしい、褒めてほしい、愛情がほしい、と感じたりしている時などに、
過食や拒食に走る傾向にあるのですが、
これは、東洋医学では、五行の「土」の要素の乱れと言われています。
食べることで満たされるのであれば、
やはり、無理に止めないほうが良いのです。
アロマセラピーでは、フランキンセンスやペパーミント、レモン、フェンネルなどの精油で、
気持ちの混乱を鎮め、
消化器系への気の流れをスムーズにしてあげることで、
「土」の要素の乱れを和らげていきます。
リフレクソロジーでは、第一趾の脾経や第二趾の胃経の刺激、
ディエンチャンでは、鼻の際の消化器系の反射区を使い、
消化器系の気の流れを整えることで、
「土」が整ってくるのです。
五行の「土」が整ってくると、
食欲が正常化してきます。
すると、過食の傾向にある人は抑えられ、
拒食の傾向にある人は、食欲が出てくるのです。
このように、自然療法は、
「過食」と「拒食」など、反対の症状であっても、
ケアの方法が同じということは、良くあります。
セラピストは、単にトリートメントを施すだけでななく、
クライアントさんをより健康に、イキイキと、幸せに導く専門家。
クライアントさんの悩みに寄り添い、親身になって、
アドバイスをしてあげてくださいね。
そのために、日々勉強を重ねていきましょう~。