2019.05.21
妊娠初期・てんかん・手術後6か月etc・・・禁忌の”神話”を破壊!
私が会員になっている英国のリフレクソロジー協会AOR(Association of Reflexologists)の機関誌、Reflexions。
リフレクソロジーの専門の雑誌が日本にはないので、貴重な情報源となっています。
2017年3月号は、”Myth busting(神話を破壊する)”と題して、
18ページにも渡って、リフレクソロジーの”神話”について、書かれています。
例えば、
「妊娠初期の方にリフレクソロジーをしてはいけない」
「手術後6か月間は、リフレクソロジーをしてはいけない」
「てんかんの患者にリフレクソロジーをしてはいけない」などなど・・・・
答えは、全て「FALSE(うそ)!」
リフレクソロジーは、生まれたての赤ちゃんから、今まさに天に召されようとしている方まで、
全ての方に安全に行えるセラピーなのです。
もちろん、リフレクソロジーだけでなく、ほかの多くの自然療法にも言えることです
(アロマセラピーにも、「ラベンダーとカモミールは妊婦には危険!」のような”神話”がありますよね)。
でも、「禁忌がない」というのは、プロフェッショナルセラピスト向けの雑誌だからです。
解剖生理学や病理学をきちんと学び、技術の訓練を積んでプロになった上でのこと。
「禁忌」は、施術者側の知識や経験によって変わります。
知識がない状態で、適当に揉むのは、やはりおすすめできません。
IMSIのセラピューティック・リフレクソロジーディプロマコースの授業でも同様の内容をお話していますが、
イギリスの権威ある協会が、公式にこのように発表しているのは、
なんとも心強いですね!!
きちんと学んだプロのセラピストが増えて、セラピーが、本当に必要とする方に届きますように!