冨野学院長のブログ

2019.05.21

耳鳴り・難聴と自然療法

関東地方も梅雨に入ろうとしています。

気温や気圧、湿度が変わりやすいこの時期、

体調を崩す方も多くいらっしゃるので、

いつも以上にセルフケアが必要ですよね。

さて、セラピストとして、意外と多く相談を受けるのが、

「耳」のトラブルです。

 

「10年くらい原因不明の耳鳴りが治らないんです!」

という方や、

「ストレスで突発性難聴になってしまった!」

などという方も・・・。

 

病院に行っても、「原因不明」と言われたり、

「ストレスですね」と言われてしまうと、

「頼りになるのは自然療法」と思ってくださるクライアントも多くいる訳ですから、

自然療法は、治療ではなくても、

セラピストは、しっかりと勉強しなければなりませんよね。

 

東洋医学をベースに考えると、

耳鳴りも、難聴も、腎・膀胱の問題を真っ先に考えます。

 

東洋医学では、腎・膀胱は、泌尿器系の臓器に留まらず、

その方の生命力を表している重要な臓腑。

 

精神・身体の疲労や老化が現れやすいところです。

逆にいうと、耳に症状が現れているというのは、

心身がかなり疲労困憊しているサインとも言えます。

早く、なんとかしなければ・・・!

東洋医学をベースとしたセラピューティック・リフレクソロジーでは、

膀胱経と腎経の内枝が走っている第五趾を丁寧に見ていくことになります。

 

通常のリフレクソロジーでも、第五趾は耳の反射区ですから、

耳の問題を抱える方に第五趾を丁寧に見るというのは、

東洋医学的にも、リフレクソロジー的にも、

理に適っているのです。

 

耳に問題を抱えている方は、施術を受ければきっと、第五趾に刺激を感じるでしょう。

でも、施術が終わるころには、腰痛、肩甲骨の内側やうなじのコリ、頭痛、目の疲れなども

スッキリ楽になることが多いですよ

(背骨、頭頂部、目なども膀胱経の走行です)。

 

顔のリフレクソロジーであるディエンチャンも、耳のケアは得意です。

耳に問題がある方の耳の周りには、ほぼ間違いなく、

ゴリリンゴリリンとディポジットが溜まっています。

 

普通のフェイシャルでも耳の前はケアすると思いますが、

耳の上や後など・・・、髪の毛で隠れているところにディポジットの大集会が行われていることがあります。

セラピストとして、見つけたらニンマリですね~。

 

丁寧にコリコリとほぐすことで、視界もスカ―ッとするでしょう。

もちろん、生活習慣の改善と精神面のケアも必要です。

 

よく眠ること、美味しく食べること。

そして、精神的に焦りや恐れを感じやすければ、

五行の「水」に属する精油、ゼラニウムやシダーウッドを活用することをおすすめします。

 

アロマバスにゆっくりと浸かったり、外出先でハンカチに精油を垂らして深呼吸など。

もちろん、プロのアロマセラピストの手に委ねるのも良いですね~!

 

耳に腎膀胱の問題が現れるということは、

逆に考えると、

耳のケアをすることは、腎膀胱を大切にすること、

 

そして、生命力を輝かせ老化を遅らせることでもあるのです。

身体の状態を教えてくれた耳に感謝しながら、

「耳にいいこと」をいたしましょう~。

 

たくさんの健康相談をいただきますが、実際にお会いしてみないと分からないことも多くあります。

オープンキャンパスに是非いらしてくださいね。

また、「近くのセラピストを紹介して欲しい」という方も、お気軽にご連絡くださいね。

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