2019.05.21
セラピストができる臓器と感情のケア
「些細なことでイライラしまって・・・、夫や子どもに当たってしまうんです」
とか、
「お菓子が大好き! 絶対にやめられないんです!」など。
こんなクライアントがサロンにいらしたら、
セラピストの皆さんは、どんなアプローチをしますか?
「これって・・・、性格なのでは? セラピーで治せるの!?」
と疑問に思う方もいるかもしれませんネ。
セラピーで「治す」必要はないのですが、
実は、性格だと思っていたことは
もしかしたら、臓器からの悲鳴かもしれないのです!
東洋医学を身に付けると、
臓器からのメッセージをうまく読み取ることにつながります。
人は、臓器にストレスがかかりすぎると、特定の感情を強く持つことがあります。
例えば、肝は、イライラ、怒り、フラストレーションなどと関連があります。
肝がくたびれて、イライラさせてしまう要因としては、
お酒はもちろんですが、添加物や化学物質。
薬を常用していたりすることもありますよね。
脾は、「やめられない!」という依存性と関連があります。
その裏には、「同情が欲しい!」という要求もあるのです。
脾がくたびれてしまう要因には、
ズバリ「甘いもの」!
甘くてネットリしている、アイスクリームなどは、正に脾をくたびれさせてしまう犯人です!
私たちセラピストは、感情のケアは、比較的得意なのです。
そして、生活習慣のアドバイスも、セラピストがしっかりと身に付けていなければならない知識です。
感情ケアと生活習慣のアドバイスをプラスすれば、
セラピストにも、クライアントの臓器をしっかりとケアしてさしあげることが可能になるのです。
もちろん、ツボや経絡の技術を身に付ければ、更にセラピーが効果的なものになるでしょう。
感情が安定して、臓器もイキイキと働いている・・・そんな健康的なクライアントが増えていくと良いですネ。