2019.05.21
ガブリエル・モージェイと行く五臓のSPA報告4
五臓のSPA、最終日。
朝は、ガブリエル先生によるチャクラワークと導引エクササイズから。
大切なのは、自分自身とつながること。
人と深く関わり、人を癒したいのであれば、
まずは、自分の内面と深くつながることが大切。
セラピストとして大切なメッセージを、ここ御岳山でたくさん受け取っています。
最終日のテーマは、「肺を活性化する」。
肺は、魄(はく)という肉体の魂 = 身体の意識、五感、動物的本能と深く関わる臓。
近代社会では、視覚や聴覚からの情報が多すぎて、
魄(はく)とつながることが難しくなっています。
アロマセラピーは、嗅覚と触覚を刺激し、魄(はく)とつながることを助け、
私たちが心と身体を統合させるのに、とても役立つセラピーなのだそうです。
魄(はく)の住処となっている肺が弱まると、
受け取り、手放すことが困難となり、健全な境界を保つことが難しくなるのです。
精神的には、悲嘆の感情をコントロールできなくなったり、
身体的には、呼吸器、免疫、皮膚の問題などとなって現れることとなります。
皆さん、ガブリエル先生の講義を聞きのがすまいと、集中していらっしゃいますネ。
肺の気を高めるのに有効な、
コニファー調やカンファ―調の香りを嗅ぎながら、
列缺は、寒性の風邪を払う、ユーカリラジアタポイント、
天府は、肺の気だけでな、スピリチュアリティにもつながる、フランキンセンスポイント、
豊隆は、痰を取り除き、神(しん)も浄化してくれる、ローズマリーベルべノンポイントなど、
たくさんの東洋医学的アプローチを学んでいきました。
皆さん、ツボを取り入れたアロマセラピートリートメントも、
すっかりと板に付いた様子。
お上手です!
短い時間のトリートメントなのに、
受け手にはしっかりと効果が伝わっていました。
私は、休み時間を使って、
宿のお母さん&お婆ちゃんに、ミニセッションのプレゼントをして差し上げました。
トドマツの精油をディフューザーで焚きながら、ドライハンドでのツボトリートメントです。
あっという間の3泊4日のリトリート。
皆さん、修了おめでとうございます!!!
ガブリエル先生、ベンジャミンさんからの教えを、
今後のセラピスト人生に、
そして、自分自身や大切な人を癒すためにも、
是非、大切に使ってください。
参加者一人一人に真摯に向き合い、
どんな質問にも、気さくに応えてくださったガブリエル先生。
植物とアロマセラピー、東洋医学に対する情熱は、
お会いする度に益々熱くなって、
少年のように目をキラキラと輝かせて語る表情が、印象的です。
そして、「私の夢は、皆さんが立派なセンセイになって、私が職を失うことだ~!」なんて、
ユーモアたっぷり!!!
「ガブリエル先生から、もっともっと学びたい!」
「来年の来日は、いつですか?!」なんていう声が、
早くも聞こえてきました。
IMSIも、益々パワーアップして、
ガブリエル先生直伝の、東洋医学とアロマセラピーを、もっともっとお伝えしていきます!
セラピストが東洋医学を取り入れれば、
精神面への深いアプローチや、臓器のケアなどが可能になります。
自分自身も健康になれ、
クライアントに対しては、もっと多くの効果をあげることが可能になります。
そして、気になる症状の改善だけでなく、根本からケアすることで、
大きな病気を防ぐことにもつながるのです。
私も、これからも常に学び続けて、
少しでも多くの皆さまにこの自然療法の智恵をお分けしていきたいと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました!