2019.05.21
認知症・アルツハイマー病と自然療法
世界でダントツの「超高齢化社会」に突入した日本において、
認知症・アルツハイマー病は、
「(自分が)なりたくない、(家族に)なってほしくない病気」のNo.1です。
そして、「根本的な治療法やと治療薬がない」というのも、現状です。
でも、何事もそうなのですが、
良く知らないことを闇雲に怖がるよりも、
きちんと学ぶことで、安心して向き合うことが可能になります。
しかも、
「アロマセラピーが認知症の予防や早期発見、軽・中度の症状改善や減薬への有力な鍵になる」
という大学の研究データがあるとしたら・・・???
これは、絶対に学びたいですよね!!!
先日、鳥取大学発ベンチャー・株式会社ハイパーブレインの鍵谷 浩一郎先生をお招きし、
認知症とメディカルアロマセラピーのセミナーが開講されました。
告知と同時に、あっという間に満席になり、
このテーマに、多くの方が関心を持っていることが伺えました。
鍵谷先生のお話を聴いた後、
参加して下さったIFPAコースの卒業生さんたちと、
「アロマが”海馬”を刺激して認知症の予防に役立つのなら、
セラピストはボケる訳にはいきませんね~!」なんて、話していましたヨ。
さて、鳥取大学の臨床データは、私たちにとって勇気と希望を与える内容でしたが、
アロマセラピストとしては、仰天することでもありません。
ローズマリーは、古代ギリシャ時代から、頭脳を明晰にし記憶力を増すと信じられてきました。
英国IFPA会長のガブリエル・モージェイ先生も、
著書『スピリットとアロマテラピー(フレグランスジャーナル社)』で
記憶力や物忘れと精油について述べています。
東洋医学で言うと「心の気を高める」作用のあるローズマリーは、
健脳作用を持つ精油の中でも最も強力な精油の1つ。
集中できない場合、神経衰弱を伴う時はローズマリーがおすすめですが、
勉強のお供にはローレルも、おすすめ。
ティートゥリーは、血液循環を促進することで、
体力の衰えから来る集中力の低下を防いでくれる精油。
ほかにも、創造性を刺激するのはコリアンダー、
意識を明晰にして細かな事柄を覚えたいときはレモン、
学習能力向上に最も効果的な精油はペパーミントです。
アロマセラピーだけでは、ありません。
南アフリカのセラピューティックリフレクソロジーでは、
足の第一趾の肝経の内枝は脳の内部を通るため、
肝経の滞りは、アルツハイマーなど認知症の原因となるとしています。
定期的にトリートメントを受け、滞りを解消しておくことが、認知症の予防につながるのです。
ベトナムのディエンチャンも、顔を刺激する自然療法ですが、
顔は脳に近く、
また、顔にも頭部や脳に働きかける反射区が多数ありますので、
認知機能のアップにはかなり実績があります。
ベトナム医道センターでの施術の様子。お年寄りもたくさん訪れます。
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私たちセラピストは、クライアントを健康にすることが仕事ですが、
私たち自身も、いくつになっても、健康で若々しくいたいですよね。
ご興味のある方、詳しく話を聴きたい方、
是非IMSIのオープンキャンパスとガイダンスにいらしてくださいね!