2019.05.21
ディエンチャンアドバンスDay5。本日は、「クエスチョンデイ」。
受講生の皆さんから頂いたご質問に、片っ端からタム先生が答えていきます。
施術の経験をかなり積んでいらっしゃる卒業生さんの再受講もあり、とってもクリニカルな1日でした。
でも、教室の雰囲気は、この通り、いつも笑顔に溢れています。
糖尿病のフォーミュラは、ツボ押しのビフォー&アフターを血糖値測定器で測り続けて見つけたのだそうです。
妊産婦の場合、初期には顔の刺激には注意点もありますが、背中や手、耳への施術は安全で、疲労回復などに効果的なのだそうです。
認知症ケアでは、頭に陽のローラーをかけるだけで、徘徊していたお爺ちゃんが普通の生活を送れるようになったのだとか。
脳を活性化させるディエンチャンは、ADHD、知的障害、統合失調症にも良い結果が報告されています。
「ディエンチャンを知っていれば世界に貢献できる!」というタム先生の力強い言葉に、一同深く頷いていました。
「痩せたい」という質問には、たくさんのツボを素早く押すテクニックが披露されました。
「難しそう!だけど、覚えなきゃ!!」と、皆さん、真剣そのもの。
「これだけで良いの?」というシンプルなケアから、20箇所以上のツボを素早く押す熟練テクニックまで、ポンポンと技が飛び出すタム先生の講義は、まるでディエンチャン劇場。
このほか、リウマチ、シェーグレン症候群、甲状腺機能亢進症、脳性麻痺、脊脊椎管狭窄症、捻挫、アトピー性皮膚炎、胃炎など・・・、時間のある限り、ベトナムでの症例も交えながらディエンチャンのケアが紹介されました。
捻挫は、ディエンチャンでは西洋医学とは全く違う方法でのケアが行われます。
従来のケアでは10日ほどかかる捻挫も、ディエンチャンでは3日で9割治ると、自信タップリのタム先生。
不整脈、ペースメーカーを装着している方へのケア、心疾患一般に使えるテクニックは、タム先生のデモンストレーションが披露されました。
ベトナムでは、人工弁の手術が必要な方が、手術が不要になったという症例もあるそうです。
急に倒れたなどの緊急の場合は、顔への線引きに加えて、棒灸が良いそうです。
でも、棒灸がない場合は、ドライヤー、タバコ、お線香など、なんでも良いから代わりになるものを探すのだそうです。
「これが無ければできない」と諦めることなく、「まずはやってみる!」という前向きな精神、これがディエンチャンの精神です。
ディエンチャンの技術のほかにも、
耳鳴りの人は水を飲み過ぎている人が多い、
アトピーにはシソの葉が良い、
ヌックマムをよく使う人は関節炎になりやすい、
妊婦が酸っぱい物を食べたい時は、オレンジばかりなど1種類ではなく様々な種類を食べるようにすることなど、
長年クライアントを観察してきたからこそ出てくるたくさんの小ネタもタップリと聞くことができました。
教科書通りではない、ライブな授業。
「メモをとるのに、手が腱鞘炎になった〜!」という受講生さんも。
でも、腱鞘炎のケア法も知っているから、大丈夫ですネ(笑)。
いよいよ明日が最終日です!