2012.10.24
ドイツサッカー男子ナショナルチームの指導に、ブレインジムを組み込む
触れることで世界とつながる
「TOUCH FOR WORLD International Week」
前回のブログではエフィーさんの来日についてお知らせ致しました。
フェイスブックでのシェアなど、様々な形でご協力頂いた方に
深く感謝いたします。
ありがとうございます。
先週の土曜日、代々木公園でミニセミナーが終了しました。
エフィーさんは、元ドイツリーグ一部でプレーしたことのあるプロサッカープレイヤーです。80年代、三菱重工所属、日本の代表、また日本初の海外組と言われ、現サッカー解説者の尾崎加寿夫さんとも、一緒にプレーをされたことのある方。
エフィーさんは現役時代、身体のけがを繰り返し、引退されていますが、それが、きっかけとなり、身体のしくみを詳しく学ばれ、その後、現在まで20年以上、指導者、コーチをされています。
もちろんサッカーについては本業ですので大変詳しく、
岡崎選手が所属するチームで指導をしていたり、今年の夏は、ドイツ男子サッカーのナショナルチームの選手に対して脳の指導を任されています。
少しスポーツ・アスリート的観点でみるお話をしてみたいと思います。
関係者は、うんうん、と感じる話かもしれません。
そうでない方は???かもしれませんが、先に進めます。
彼の指導内容ですが、ブレインアクティビティと言われる
○ 目や手や足の両足(左右)のコーディネーション力を高める。
○ 目や両足の優位側、その反対側をチェック、それに続く両側トレーニングによる脳の潜在能力を引き出すアプローチ。
○ 脳のエリア別からみる感情、または脳全体のトレーニング。
○ 個人の潜在能力の向上および、チーム力として機能する能力を高める。
などを目的、効果としたエクササイズをされています。
また、このプログラムには、キネシオロジー、ブレインジム、NLPなどが組み込まれています。
スポーツの世界で毎日行われる基本となる練習に技術、筋力、持久力、戦術などがあげられますが、実際に厳しい競技の世界でも、実は少し後回しになることがあります。
それは、メンタルトレーニングや脳トレーニングなどが。
スポーツ、これは世界一を目指す選手も、愛好家も、実は、
どのような脳をもっているか?
どのような脳と身体のコミュニケーションを持っているか?
が大きく関係しています。
脳は感情、思考、感覚といういろいろな機能が備わっている場所です。
更に楽しむため、また、厳しい世界でより高い目標に向かうために、
「脳」を意識するのは、今は、見えぬ翼を得るようなものでしょう。
これは、私も種目は違いますが、厳しい競技の世界にいたので、
「あの時に知っていれば、、、」とよく感じるものです。
さて、代々木公園の時の「脳」と「身体のエクササイズ」
写真ができましたので、シェアします。
内容的には、考え方、実際のエクササイズでブレインジムが多く含まれていました。
人が集まる前、息子と一緒にサッカーをしてくれましたよ!
とにかく、愛のある方で、
私が皆が集合できるか心配で、携帯と、にらめっこしていると
「ヨシコ、彼はママの注意をひきたいサインがでているよ。皆のことは大丈夫。話してあげてね!」
と、こまめに声をかけてくれます。
これが、本当にナショナルチームを指導した人のなの?という柔らかさがあります。
周りの人の心が安らぐ、こんな雰囲気を持つ人はスポーツ指導者だけでなく、広くみても、そう多いものではありません。
参加されている皆様も、エフィーさんの雰囲気にとてもリラックスされていた様子。
さて、自己紹介の後、始まりは、準備体操
ブレインジムのクロスクロールから。
脳を刺激するブレインジム、クロスクロールの変形。
ちなみに、代表チームを指導しているエフィーさんの写真。
参考までに サッカー指導中のエフィーさんの動画
途中、超高級難度のエクササイズも披露して頂き、拍手が。
「皆さんには、ディビジョン1でなくて、ナショナルチームで行こう!」
なんてジョークでの声も入りました。
ドイツサッカーなんて世界で1,2を争うのに、
とても私達なんぞ、当然できない技。。。
さて、エフィーさん。
繰り返し伝えたことは、
「出来ることではなくて、今の自分に気づくこと。それが大切。そこか効果」
と柔らかい声でかけてくださいます。
脳と身体の後ろ側、左右両足を刺激するエクササイズ。
それからボールにうつります。
左右の脳と身体が刺激されまくって、皆楽しそう。
途中の脳の話がありました。
最後は、ブレインジムのクロスクロール
そして、ちょっと時間をつくって、面白いエクササイズをデモして下さいました。
ひもを使って
これまた、右脳と左脳というか脳全体とそこからつながる運動神経・感覚神経が特に必要とされるエクササイズ。。。
うーん。現役アスリートが取り入れたらスゴイだろうな、、、と感じます。
私達も挑戦しましたよ!こうやって写真を見るとエフィーさんの動きはすごいなー。
薄暗くなるまで代々木公園にいました。皆で写真撮影も。
この後はIMSIに移動して、またワーク&ミニレクチャーがありました。
最後になりましたが、
エフィーさんを紹介して下さった石丸先生、
突然の声がけに情報を伝達して下さった多くの方、
そして実際に足を運んで下さり、多大なヘルプをして下さったブレインジムインストラクターの仲間の皆さま、
会場サポートしてくれたIMSIのスタッフ、そして息子を含め私の家族。
とても大きなエネルギーの中、皆様とエフィーさんが、つながりました。
深い感謝をお伝えしたいと思います。
後日、小学校のサッカークラブをエフィーさんと共に訪問しましたよ!
大雨の中、エフィーさんの指導を通訳をしながら観察体験。
その様子は、またの機会にシェアしたいと思います。