2016.11.09
アロマセラピーカンファレンス2016「医療と自然療法の現場から」
先週末大阪で行われましたアロマセラピーのカンファレンス
「医療と自然療法の現場から」
2日間で300人以上の方と交流がありました。
IMSIからは卒業生の楠田直美さん、
宮武直子先生、鈴木希先生が分科会にて講演を。
素晴らしい講演で、終了後には「アロマセラピーの可能性を感じた」
「すごく、ためになった」という声をたくさん頂戴しました!
また、特設ブースでは日頃滋賀県で活動される卒業生の井上美香さんにご担当いただきました。
たくさんの方が「ディエンチャン」の効果をその場で実感され、
目を丸くして驚かれていらっしゃいましたよ!
私も。来日と連日の会議でお忙しいIFPA会長フローランスさんにも。

講演の準備、当日もたくさんの仕事があったと思いますが、
IMSIチームの皆様はいつも、
元気で美しく、笑顔で皆様にサービスを。
いつもありがとうございます。そして、お疲れ様でした。
IFPA会長との理事会議には冨野先生、嵯峨も参加し、
アロマセラピーの日英の教育システムのことで白熱した会議が行われました
(向こうもこっちも、本気なので、笑)
視野を世界に向けるのも大切だと感じます。
会長も話されていましたが、
近年、プロのアロセラピストが補完療法チームとして関わる
<クリニカルアロマセラピー>と、
あらかじめブレンドされた商品だったり、プロの知識を持たない人でもアクセスできる
<コマーシャルアロマセラピー>と言われる分野が、
この違いが、一般消費者には分かりづらくなってきています。
そのため、健康に良い影響を与えてきた伝統・自然療法が、
コマーシャルの影響を強く受け、
人々がなんとなく使い、健康を害している事例も多く、
やはり、海外でも問題視されているようです。
こういったことも踏まえ、どのように教育システムをもったらいいかなど、
日英で話がとりかわされました。
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<終わりに>
今回カンファレンスでご講演された多くの先生方は、
緩和ケア医、歯科医、薬剤師、助産師、看護師という医療従事者と、
医療従者でなくても、アロマセラピストとして、
健康問題、社会的ニーズを支援してきているプロの方。
自然療法の価値を理解し、長きにわたって、注意深くアロマセラピーを活用されてきている方でした。
生の声からは、学ぶことが多かったように思います。
日本でも、うつや自殺など、心身のバランスをくずす環境も増加、
高齢化社会も加わって、治療が必要な方が増えていること、
多くの報告で目にします。
<医者に病気を治してもらう>ことと並行して、
病気のあるなしに限らず、
誰もがもつ「日常生活の過ごし方」について、
もっと自然医学的な深い学びが深まり
自然医学ならではの、
心身調和、
セルフケア(自己管理)
家族へのサポート、
愛、共感など
人との人のつながり
など、
深い学びが長期的に促され、
と同時に、
安全面でも注意深く配慮がなされたうえで実践されていく
という循環がおきれば、いいな、
ということを再確認しました。
これからも、共に志を持った方達と
学びを深めていく努力をしていきたいと思います。
ご講演いただきました先生、
ご来場いただきました方、
理事、実行委員の皆様に、深く感謝いたします。