2014.09.05
ロイヤルフリーホスピタルでマッサージセラピー見学
キースさんに、病棟を案内して頂きました。
ここでは、患者さんがお菓子を食べたり、コーヒーを飲んだりしながら点滴を受けていたり、
雑誌を読んだり、周りの人達と楽しくお喋りをしながら化学療法を受けていたり。
私がこれまでの人生で訪れた中で、最も明るい雰囲気の病院でした。
勿論、深刻な病状にある方、先天性の疾患のある方、治る見込みのない方も多くいらっしゃいます。
それでも、明るく、笑顔を絶やさない患者さんが多くいらっしゃるのがとても印象的でした。
きっと、キースさんをはじめとする病院スタッフが、普段の振る舞いは勿論のこと、時に楽しいイベントを企画するなどして、明るい雰囲気づくりに取り組まれてきた結果なのだと思います。
最も驚いたのは、キースさんが、突然、
患者さんに、
「日本から来たReikoに、写真を撮らせてあげてくれないか?」
とお願いしたところ、
2人とも「OK!」と明るく答えてくださったことでした。
キースさんとセラピストスタッフさんのマッサージを間近で見学さえて頂き、快く撮影にも応じてくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私も東京で病院ボランティアをやっていますが、患者さんとこんなにフランクに接することもなかなかありませんし、ましてや写真撮影なんて、考えたこともありません!
キースさんと病院の中を歩いていると、多くの患者さんやその家族が「キースのマッサージは最高よ!」と私に声をかけてくれました。
皆さん、本当にオープンハートの持ち主です。
つづく