冨野学院長のブログ

2020.08.09

薬を減らしていくためにアロマセラピーを活用する

セラピストとして多くの方の健康状態をヒアリングしていて、いつも驚くことは「皆さん、なんと沢山の薬を飲んでいることでしょう!」。

もちろん、絶対に飲まないとならない薬もあると思いますが、「これは何のための薬ですか?」と尋ねると、「よく分かりません」という答えも多いのです。

ある若い女性(病床に臥せている方ではなく、普通にお仕事をされている方)は、10種類以上の薬を飲んでいました。

元々疾患があって病院にかかっていたのですが、医師に「他に症状は?」と訊かれて、「そういえば、時々胃が痛むし、便秘もあるし、頭痛もあるし、目も疲れるし、湿疹も出るし・・・」などと思いつくままに症状を挙げたところ、どんどん薬が追加されて、何が何だか分からないまま飲み続けているのだとか。

このままでは、症状の根本の原因の解決にならないばかりか、薬の副作用も心配ですよね。

イギリスやデンマークなど、医療費が公費で賄われているような国では、医師が余計な薬を出せば、「税金の無駄遣い」だと非難されることになります。

そのため、「できるだけ薬を減らすこと」「病気を予防すること」に重点が置かれ、自然療法が発展していくことに繋がったのです。

マデレイン先生によると、オランダでは、多くの医療機関にアロマセラピーが導入されています。

病院で働くアロマセラピストと言えば「聖母マリアのような優しさで患者さんをリラックスさせる人・・・」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実際にはアロマセラピストが患者さんの“治る力”を引き出し、積極的に症状の改善に関わっているのだそうです。

例えば、がん患者さんには、ジンジャーとカルダモンのCO2エクストラクトとペパーミント精油、レモン精油のブレンディングオイルを、アロマパッチ(シール)に垂らして胸元に貼ることで、治療の副作用の緩和ができ、更に生きる活力を与えてくれるのだそうです。

 

足浴も、ただ足を温めるのではなく、慎重に精油を選択し、温度調整をしながら行うことで、むくみや痛みの改善が期待できるのだとか。

認知症を持つ患者さんの記憶を呼び覚ますためにはラベンダー、鬱を患う方の心のケアにはローズなど、積極的に精油やCO2エクストラクトが使い分けられて、活用されています。

また、クリームやジェルなどに希釈した精油を皮膚に塗布することで、積極的に放射線治療後の皮膚のダメージを改善していくこともあるのだそうです。

 

アロマセラピーは、薬草療法の1つ。

薬草の1つ1つに効能があり、伝統的に人々の治療に役立てられてきました。

精油を上手に使い分けることで、もっと積極的に心身のコンディションを整えるのに活用できます。

しっかりとアロマセラピーの専門知識を学べば、自然治癒力をあげ、病気をお持ちの方のお薬を減らすことにもつながるのです。

afterコロナ、withコロナの時代、自然治癒力をあげ、薬に頼り過ぎない健康な心身を保つことが、何よりも重要となってきます。

そのために、アロマセラピーは大いに役立つと言えます。

10/31~11/2、クリニカルアロマセラピーの世界的第一人者・オランダのマデレイン・ケルホフ先生によるLIVEのオンラインセミナーを行います。

今回のトピックは、認知症、がん、緩和ケアですが、アロマセラピーを医療の中に導入し、積極的に病気や症状のケアに活用するという考え方や姿勢は、幅広い疾患にも適用できることが多いです。

アロマセラピストとしてもっと学び、活動の場を広げたい方、大切な方のためにアロマセラピーを役立てたい方、日本の医療現場をもっと良くしていきたい方、是非ご参加お待ちしています。

 

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