2021.12.20
乳腺の問題と自然療法
病気を発症すると、ある日突然「普通の人」から「病人」になったように思えますが、実際にはそうではありません。
長く「未病」の状態にあり、そこから、ジワリジワリと「病」に進行していくのです。
「病」が進めば進むほど、自力で元に戻すことは難しくなりますが、「未病」のうちに気づけば、セルフケアで改善していくことが可能なのです。
乳がん、乳腺症、乳腺炎、パージェット病、線維腺腫、乳房内石灰化、乳腺のう腫など・・・乳腺に関する問題は多数あります。
「元気だから、大丈夫」「家系的には、大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、乳腺の問題が近年、増加傾向にあることを考えると、全ての女性にとって無関係ではありません。
「自然療法で未病のうちにケアをする」ことを、多くの方に知っていただきたいと思います。
自然療法の観点から「乳房」について考えると、絶対に忘れてはならない2つのことがあります。
1つ目は、「目は乳房の反射区である」ということ。
ベトナム医道ディエンチャン顔反射療法の反射区チャートによると、目の周囲は「肺の反射区」です。
人体では、肺と乳房の位置はオーバーラップしているため、反射学においては、「肺の反射区と乳房の反射区は同じ位置」と考えるのです。
別のディエンチャンの理論で、「形が似ているものは関連している」という考えがありますが、この理論においても、眼球と乳房は形が似ているため(そう思いませんか?)、関連性が深いと考えられます。
つまり、眼精疲労や目の使い過ぎは、乳房周りの気血の滞りを引き起こし、乳腺の問題につながりやすくなると考えられます。
目に関するツボや反射区を押したり、目を温めたりするなど、目のケアを行いましょう。
そして何より、目を休めること。
目を休めるのに一番良いことは、スマホやテレビはほどほどにするのは勿論ですが、とにかく寝ることです。
眠っている間しか、目は休むことができませんので、少しでも早くお布団に入るよう、心がけましょう。
2つ目は、「乳房の真ん中を通る経絡は、胃経である」ということです。
ちなみに、乳頭の先端もツボであり、胃経17番の「乳中(にゅうちゅう)」と言います。
経絡図を見ると、「胃と乳房が関係が深い」ということが、一目瞭然。
これは、古代東洋の人々が、世界中の現代人に残してくれた有難いメッセージとしか思えません!
胃を大切にするには、とにかく食べ物が重要。
その食べ物は、自分に合っていますか?
早食い、食べ過ぎなど、胃が悲鳴をあげるようなことをしていませんか?
クリスマスや年末年始は、特に注意が必要なシーズンですね。
このシーズン、胃薬がよく売れるようですが・・・、胃薬を飲むことで、果たして、胃は喜びますでしょうか?
とにかく、食べ物や食べ方に気を付けつつ、胃の経絡や反射区をしっかりとケアして、胃を労わってあげましょう。
セラピューティックリフレクソロジーでは、足における胃のツボや反射区をガッツリと刺激して、滞りを解消していきますよ。
施術後は、胃がスッキリするのを体感いただけると思います。
自分の健康は自分で守りたい方、是非大切な2つのことを覚えておいて、簡単なことから実践してみてくださいね。
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