2022.03.19
結果が出せる!フランス式リンパドレナージュ入門の見どころ
「私は、手先が不器用!」と自分で思っている方も多いかもしれませんが、毎日お箸でご飯を食べ、漢字を書くことができる私たち日本人は、海外の人々から見たら、手先がとても器用なのです。
海外のセラピストたちと一緒に働いたり学んだりすると、一目瞭然。
他人のマッサージをコピーするのが私たち日本人はとても上手で、手技を見ればすぐに真似できてしまうことも多いのです。
これはとても羨ましがられることなのですが、実は良いことばかりではありません。
形から入ることで、「できるようになった気分」になってしまうのです。
実は、「手技が上手にできる」のと、「本当にその手技の効果が出せている」のには、大きな違いがあります。
先日のブログでは、フランスのエステティシャン国家試験には実技があることをお伝えしましたが、マッサージが上手なだけではダメなのだそうです。
見た目が上手でも理論に基づいていないマッサージでは、結果も出せませんし、すぐに試験官に見抜かれてしまいます。
皮膚や身体の解剖生理学に基づいた「なぜこの圧なのか」「なぜこの動きが大切なのか」という深い理論を知ってこそ、正確性が増し、はじめて結果が出せるようになってくるのです。
そう、エステティシャンは「職人」ですから、結果を出すことがとても大切なのです。
フランスで50年以上の歴史を持つエレガンス スパ&ビューティー アカデミーによる国際オンラインセミナーでは、エステティシャン国家資格でも重要な科目となっているリンパドレナージュの理論と基本テクニックを伝授していただきます。
「結果が出せる!」ことに重点を置いたリンパドレナージュのテクニックですので、基本をしっかりと押さえていれば、むくみやたるみの改善はもちろんのこと、痩身や美肌にも、手術後の浮腫、消化促進、痛みの緩和など、さまざまな分野で効果を発揮することができるのです。
今回、アカデミーの専任講師・モード先生により紹介されるセルフリンパドレナージュのテーマは、「目の周り」、「フェイスライン」、「肌ツヤ」の3点。
「目の周り」は、むくみ、くま、たるみを取ることが目的で、「フェイスライン」は、引き締め、ラインを綺麗にすることが目的、「肌ツヤ」は、肌のくすみを取り、肌年齢の老化予防をしてツヤをアップさせることが目的だそうです。
とてもシンプルなテクニックですが、効果がしっかりと感じられるそうですよ。
セラピストの方は、仕事にも使えますし、セラピストでない方も、日常のセルフフェイシャルケアに最適なテクニックです。
因みに、ボディはドライハンドで行いますが、フェイシャルは少量のクリームを使うそうですよ。
セラピスト目線としては、フランスの一流エステティシャンのクリームの「塗布の仕方」などにも、注目したいと思っています!
5月5日(木・祝)フランス式リンパドレナージュ入門
アーカイブ(録画)視聴も可能です。その道”の第一人者である一流の講師陣から通訳付きで直接学べるまたとないチャンスです。