2022.05.04
「セラピストとして食べていけるのか……?」という不安
先日、IMSIスペシャル感謝デー~10人のセラピストのリアル~を開催しました。ご視聴くださいました皆様、ありがとうございました!
このイベントでは、プロのセラピストとして第一線で活動している方々に、セラピストに転身したきっかけや、現在の活動内容、セラピストの経験談などを語っていただきました。
「セラピスト」と一言で言っても、病院や医療機関の中、サロンやショップ開業、スポーツ施設、地域社会に貢献するボランティア活動など、それぞれの現場でできること、与えられる使命はそれぞれです。
インターネット検索で何でも情報が手に入る一方、リアルな情報がなかなか入って来にくい時代ですが、IMSIでは、セラピストを志す方に役立つ、現役セラピストの「リアルな声」を届ける活動を広げていきたいと思っています。
さて、「セラピストとして食べていけるのか……?」このような心配を持つ方は、少なくありません。
実は、私の親しい友人は皆知っていますが、私は相当の「怖がり」&「ビビり」なので、不安になる方の気持ち、よ~く分かります!
でも「鍼灸師の免許を持っていたら生計を立てられるのか?」「保育士の免許を持っていたら生計を立てられるのか?」「医師免許を持っていたら、一生安泰か……!?」と考えると、どうでしょう?
実際は、どのような資格や免許、スキルを持っていても、不安は付きまとうものなのです。
「セラピストとして食べていけるのか….…?」という質問の答えは、「人によります」というのが正直なところです。
勿論、セラピストとして生計を立てている卒業生は、たくさんいらっしゃいます。
会社を設立して人を雇い、幅広く事業をされている方もいれば、個人事業の方もいますが、経済的に自立していたり、または一家の大黒柱として家族を養っていたりする方は、とても多いです。
一方で、両親と同居したり、家族の扶養に入っていたりで、介護や育児などを優先しながら、自宅やレンタルサロンを活用してセラピスト活動をしている方もいます。
また、他に仕事を持ちながら、「サンデーセラピスト」のような形で副業としてセラピスト活動をしていたり、他のお仕事をかけ持ちで行っていたりする方も多くいます。
ゴールデンウイークや夏休み期間、年末年始のみリゾートホテルでセラピストのアルバイトをする、という、普段は会社員の方もいらっしゃいます。
お客様から見たらみんな「プロのセラピスト」ですが、内情は、人それぞれという訳です。
もちろん、副業やサンデーセラピストだからと言って、レベルが低いということはありません。
副業であっても、1円でもお客様からいただいたらプロの仕事を提供するのは当然のことです。
「何をもってセラピストとして成功か」という定義はないですし、議論するつもりもありませんが、IMSIの卒業生の中には、一流企業や看護師など専門職を辞めてセラピストに転身し、「ストレスもなく、自分の身体が健康なり、ハッピーです!」と仰る方も多くいらっしゃいます。
かくいう私も、前職(自動車会社)を退職してセラピストに転身しようとしたときは、随分周りから心配されたものですが、「人生、楽しんだもん勝ち!」と思っていますので、楽しく20年以上仕事を続けられている今となっては、大正解だと思っています。
人間、人生の後半に突入すれば、身体の老化を感じ始めるものです(笑)が……、セラピストという職業は、仕事のために得た知識を自分へのセルフケアにも活かしながら、定年もなく、健康で長く働ける仕事というのは、間違いないようですよ!
自然療法に興味はあっても、様々な疑問や不安にぶつかり、立ち止まってしまう方、是非お気軽にご相談ください。
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