2022.09.23
ローズマリーの若返り効果を科学的に証明!~アロマ界の発展に貢献するPharmacoenergetic(薬理エネルギー)~
ガブリエル先生の新コース「ディフュージョンアロマセラピーと香りの風水」のテキストが届きました!

いつもながら、美しい植物の写真と共にアロマ愛が溢れている、永久保存版のテキストです。
日本初上陸のこのコース、これからテキスト翻訳に取り掛かります。
ご受講の皆様にお披露目できる日を楽しみにしています!
このコースの英文タイトルに「Pharmacoenergetic」という単語が含まれています。
「Pharmacoenergetic」 とは、直訳すれば「薬理エネルギー」。つまり、「精油の持つ薬理的な作用とエビデンス、そのメカニズムを科学的に検証すること」と、「精油の伝統的・エネルギー的な力」の両方を同時に見ていこうという考え方で、これこそがガブリエル先生が生涯をかけて研究しているテーマなのです。
シンプルな例を挙げてみましょう。
「なぜ、ローズマリーには若返り効果があるのか?」という問いに対して、「古代ギリシャでは、ローズマリーを髪に挿して記憶力を高めていたから!」「70代のハンガリー王妃が20代の隣国の王子にプロポーズされた化粧水・ハンガリーウォーターの原料だから!」という伝統的エピソードも、クライアントへの説明としては悪くないのですが……。
これではアロマセラピーの効果が科学的に証明され、精油が医療に活用されるための「エビデンス」にはなりません。
実は、現代においては、ローズマリーのどの成分に抗酸化作用があり、どのように活用すれば最も効果的なのかという科学的、薬理学的なエビデンスが出ているのです。
ローズマリーのみならず、さまざまな精油成分に抗酸化作用や抗糖化作用があることが分かり、そのメカニズムも解明されてきています。
そして、精油が持つさまざまな薬理作用が、がんや心臓病などの病気の予防にも活用できるとして、更なる医学的研究が進められているのです。
せっかく素晴らしい精油を使っているアロマセラピストがこのような最新エビデンスの情報に疎いのは、もったいないと思いませんか?

ガブリエル先生は、アロマディフューザーを製造・販売しているアメリカ・ロサンゼルスの企業にてアロマセラピーコンサルタントを務めています。
その仕事の一環として「香りを吸入すること」の薬理的なエビデンスを調べたところ、アロマセラピストが知っていると役立つ(のに知られていない……)貴重な情報を多数発見したのだそうです。
鍼灸指圧プラクティショナーでもあり、日本での著書「スピリットとアロマテラピー」があまりにも有名のため「東洋医学の人」というイメージの強いガブリエル先生ですが、新コースでは、最新エビデンスもたっぷりとお伝えしていくそうです。
このように、精油の科学的、薬理学的なエビデンスと、東洋医学やスピリチュアルといったエネルギー的側面の両方を熟知している、バランスの取れた人(まさに、ガブリエル先生のような人)が、アロマセラピー界の今後の発展に大きく貢献していく人材なのだそうです。
医療現場で活動したいアロマセラピストの方、ホリスティックなアプローチを極めたいアロマセラピストの方はもちろんのこと、アロマセラピーコンサルタントを目指す方にも、大変おすすめのコースです。
もちろん、ガブリエル先生お得意の東洋医学&アロマセラピーについても学びます。伝統的な風水を空間芳香に役立てる考え方は、日本では初公開だそうですよ。
私も、とっても楽しみです!

2022年11月12日開講、アーカイブは2023年5月まで!
英国IFPA初代会長 ガブリエル・モージェイから学ぶディフュージョン・アロマセラピーと香りの風水