冨野学院長のブログ

2022.11.14

「ディフュージョンアロマセラピーと香りの風水」開講しました!

念願のコースがついに開講しました!IFPA初代会長・ガブリエル・モージェイ先生による「ディフュージョンアロマセラピーと香りの風水」です。

お父様は、がん治療の研究者だったというガブリエル先生。ご自身は、科学者ではなく「気の流れ」というものを扱う東洋医学の道に進みましたが、近年、精油の抗酸化作用、抗がん作用、抗炎症作用など薬理作用に関する研究や学術論文が多数見られることから、アロマセラピーの最新エビデンスを通して、お父様の仕事と繋がったそうです。

このコースは主にディフューザーで精油を焚くことによる作用を、最新エビデンスも踏まえて詳しく学ぶことを目的としています。

精油をディフューザーで焚くことの効用は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、鼻から吸入された精油の分子が血液中に取り込まれ、身体の各部に運ばれていき、さまざまな薬理作用が発現することです。とりわけ、抗酸化作用が体内で働くことで、がんや多くの慢性病の予防に活用することができるとガブリエル先生は仰います。

2つ目は、精油拡散による空気の浄化と抗ウイルス、抗菌、抗真菌作用です。最新の研究では、新型コロナウイルスの抑制に関する学術的な論文も出ています。

3つ目は、香りの吸入による心理作用です。これは「なんとなく、癒される」という感覚的なことだけではなく、例えば真正ラベンダー精油の吸入がセロトニンの代謝に影響し、抗不安作用や抗うつ作用が見られることが分かっています。

「精油にはすごい力があるのに、過小評価されている!」とガブリエル先生は仰います。精油は、元々植物が身を守るためにつくったもの。それを私たち動物が、植物界からお借りしているにすぎません。私たちアロマセラピストが生涯をかけて学び続けれなければならない程、精油には底知れぬ力があります。その精油の力を6回かけて学ぶことが、このコースの最大の魅力なのです。

もちろん、科学的なエビデンスや最新情報に加えて、ガブリエル先生の十八番である陰陽五行や東洋医学的な観点も随所に現れます。ガブリエル先生は、「アロマトリートメントのプロフェッショナルは既にだいぶ育っているが、今後は更に、より積極的に、効果的に、”精油吸入”の指導ができるプロフェッショナルを育成したい!」と語っており、自分の持っている精油吸入の知識とアロマセラピーの情熱をたくさん詰めこんで、この新コースを創ったそうです。

精油拡散の効果のエビデンスが世に出まわるとともに、アメリカではディフューザーが巨大な産業となりつつあるそうです。ガブリエル先生は、ディフューザーを開発する企業が精油拡散のプロの知識を持つアロマセラピストを見つけやすいように、卒業生をオンライン上でリスト化していきたいと考えているそうで、「もうドメインを取得した!」と張り切っています。

今回の受講生さんは、まさにその第一期生です。

全国からご参加の皆様、これから2月まで、よろしくお願いします!伝えたいことがたくさんありすぎて、目をキラキラさせながら画面に近寄りすぎるガブリエル先生に驚いた方もいらっしゃると思いますが(笑)、最新も伝統もどちらも大切にするガブリエル先生のアロマの世界を、どうぞたっぷりと学んでいただけたら嬉しく思います

このコースは途中入校、アーカイブ受講も受付中です。第1回のライブを見逃した方、まだ間に合いますよ。

ディフュージョンアロマセラピーと香りの風水 

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