冨野学院長のブログ

2024.04.20

英国の医療現場で活用されているアロマの「嗅ぎ方」とは?その2

英国では、病院の中でアロマセラピーが多く活用されています。

高級な統合医療クリニックではなく、国民が無料で医療が受けられるNHS(国民保健サービス)の中でもアロマセラピーの普及率は高く、緩和ケア、ターミナルケア、小児医療など、さまざまな分野でアロマセラピーが補完療法として役立てられています。

これが、私が英国式のアロマセラピーに感銘を受け、20年以上に渡り伝え続けている理由です。

NHSのディンブルビーがんケアセンターでも、アロマセラピーは患者さんから人気のメニューです。

日本と同様、英国でもがん患者の生存率が高まっているため、がんと共に生きる患者や治療後に引き続きケアが必要な方、がんサバイバーの数は、増え続けています。

セラピストは、がん治療をするわけではありませんが、患者さんに寄り添い、痛みや苦痛の緩和、治療の副作用の軽減、精神的なサポートなど、患者さんのQOLを高めるために重要な役割を果たしています。

ディンブルビーがんケアセンターでは、アロマセラピートリートメントと並行してよく使われているのが「アロマスティック」つまり「インヘーラー(携帯用吸入器)」です。

どこでも好きなときに周りを気にせずに香りを嗅げて、嗅ぐと元気が出るアロマスティックは、このがんケアセンターの患者さんの必須アイテム。

ナント、がんケアセンターのど真ん中に、紹介状不要・誰でも気軽に訪れることのできる「アロマスティックのポップアップストア」があるのですよ!

このアロマスティックのポップアップストアの企画と運営をされているのが、エマ・タイラー先生です。

ここでは、がん患者さんにコンサルテーションを行い、お悩みや苦痛の軽減のためにアロマスティックをお持ち帰りいただいています。

よくある主訴は、精神的な不安、不眠、吐き気、疲労などが挙げられますが、放射線治療の副作用としてのドライマウスもアロマスティックで劇的な改善が見られている症状のひとつです。

エマ先生たちのセラピストチームの素晴らしい点は、がん治療という最も忙しくセンシティブな医療現場の中で、安全に細心の注意を払いながらも、常にユーモアも忘れず、”効果的”なアロマセラピーを追求し続けているところです。

しかも、患者さんにアロマを提供するだけではなく、医療従事者との連携や「きちんとデータを取り、それを更に活用する」ことを大切にしています。

エマ先生のお話を聴くと、病院内でのアロマセラピーが、一時的なリラクセーションやちょっとした”ご褒美”ではなく、本当に価値のあるものだということが伺えます。

この度、エマ・タイラー先生のオンラインセミナーを開催することになりました!

ディンブルビーがんケアセンターでのアロマセラピーの活動や、アロマスティックのポップアップストアの内容、症状に対してよく使われている精油ブレンディングのレシピなど、がんケアの中で行われているアロマセラピーのリアルなお話をしてくださいます。

家族や身近な人に手軽に行うことができるシンプルながら効果的なアロマの活用法が学べます。

医療現場で活動しているセラピストや医療従事者にとっては、リスクが少なく、効果的で、病院が家族から同意を得やすく、すぐに仕事に活用することが可能なアロマセラピーが学べます。

がんケアのみならず、統合医療や補完療法、メディカルアロマセラピーに興味のある方に最適なセミナーです。

良かったら是非ご参加くださいね

2024年5月26日(日)英国の医療現場における「アロマスティック」の活用

英国IFPA資格対応 国際プロフェッショナルアロマセラピーコンサルタントコース

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