2026.10.16
日本のアロマセラピーを世界へ。横山亜希先生が英国IFPAのセミナーに登壇します!
私がアロマセラピストとして仕事を始めた頃、日本ではまだアロマセラピーに関する情報が少なく、海外から届く情報を頼りに、講師としての活動を始めました。
見識を広げたいと思い、海外のアロマセラピーや植物療法のカンファレンス、勉強会にも足を運びましたが、そこではいつも「借りてきた猫」のよう。静かに、おとなしく、先生方の講義に耳を傾けていました。
特に、世界各国のアロマセラピストが集う英国IFPAのカンファレンスでは、登壇する先生方はもちろん、周りの参加者の専門性にも圧倒されたものです。
「緩和ケア病棟で働くアロマセラピスト」「子どもの発達のスペシャリスト」「馬のアロマセラピスト」などなど……、それぞれが、自分の専門分野でアロマセラピーを実践していて、そんな皆さんから「あなたの専門は、何?」と尋ねられると、どう答えたらよいのか、言葉に詰まっていました。
あれから、20年以上。
日本でも、アロマセラピーのパイオニアたちが、それぞれの専門領域で精油を活用し、実践と研究を積み重ねてきました。
2025年に、湘南ホスピタルの佐藤玲子先生が「ルネ=モーリス・ガットフォセ国際賞」を受賞されたことも、記憶に新しいですね。
海外から学んできた私たちが、日本で培ってきた経験や知見を、世界に向けて伝えていく。そんな時代が来たのだと感じています。
そして今回、また嬉しいお知らせがあります。
2026年11月21日(土)、英国IFPAの年次総会&CPDセミナーに、IMSI卒業生であり、当校の人気講師でもある横山亜希先生が登壇します!

「アスリートケアの可能性を広げたい」そんな想いからIFPAアロマセラピストの道へ進み、水泳、ビーチバレー、柔道、テニス、スカッシュなど、さまざまなスポーツの現場で、アロマセラピスト/トレーナーとして活動を続けてきた横山先生。
IMSIでは、オイルトリートメントなどの実技を教える先生としておなじみですが、実践だけでなく、大学院で「アロマセラピーと自律神経」を研究してきた一面もお持ちです。
今回の講演では、その研究と、アスリートを支えてきた豊富な現場経験を、世界のアロマセラピストに向けて伝えます。
講演テーマ:スポーツアロマセラピー―自律神経系の調整と予防ケアを通じて、アスリートのパフォーマンスを支える―
ラベンダーとペパーミントの精油が、心拍変動や自律神経系の働きに及ぼす影響についての研究を紹介。さらに、けがの予防や回復、痛みへのケア、セルフケア、モチベーション、競技前のコンディショニングなど、アスリートのサポートにアロマセラピーをどう取り入れるかを、実例とともにお話しします。
※IFPAウェブサイトの講演紹介をもとに、日本語で要約しています。

かつて海外のカンファレンスで、「あなたの専門は?」と聞かれて答えに困っていた私にとって、IMSIで学んだ卒業生が、自らの専門分野を深め、国際的な舞台で発表することは、ひときわ嬉しく感じられます。
横山先生が現場で一つひとつ積み重ねてきた経験や研究が、世界のセラピストにどのように届くのか。今からとても楽しみです。
当日は、横山先生のほかにも、3名の海外講師による講演が予定されています。
・Christine Courtney
中年期の女性の変化を支えるアロマセラピー―従来の実践に、新たな知見を取り入れて―
・Helen Nagle-Smith
アロマセラピーとトラウマ
・Inge Westerlinck
芳香蒸留水(ハイドロラット)を用いた、身体の感覚を大切にする神経系の調整
英語で行われる講演では、理解を助けるリアルタイム字幕機能が利用できるとのこと。また、当日参加できない方も、日本語字幕付きのアーカイブ(録画)で視聴できるそうです。
IFPA会員ではない方もお申し込みいただけます。
ご自身の専門を深めたい方も、アロマセラピーの新たな可能性に触れてみたい方も、世界のセラピストとともに学ぶ機会として、ぜひご参加ください。
詳細・お申し込みは、英国IFPAのウェブサイトをご覧ください。
