2019.05.21
プロのセラピストと趣味のセラピストの違いとは?
自然療法を新たに学ぼうとされている方から、
「何から学べば良いですか?」という
たくさんのご質問をいただきます。
学ぶ目的は、人それぞれだと思いますが、
お仕事にしたいのか、趣味でやりたいのか、
最初は趣味で、ゆくゆくはお仕事につなげたいのか、
方向性を考えてみても良いかもしれません。
近所のお料理教室に行って、
いきなりレストラン開業する人は・・・いないですよね。
いくら友達や家族から「料理が上手い!」と褒めらえても、
仕事としてやっていけるかどうかは、
別の問題なのです。
セラピーにも、同じようなことが言えます。
セラピストとは、健康の専門家。
いくら友達や家族が「施術が上手い!」と褒めてくれても、
それだけでは、仕事としては足りないのです。
もちろん、最初は趣味で始める方はたくさんいらっしゃいます
(私もそうでした!)。
でも、「趣味でセラピーを始めて、色々と学ぶうちに、なんとなく仕事に・・・」
というのは、
「お料理教室でたくさんのレシピを学んだので、なんとなくレストランを開業・・・」
と同じような感じです。
「プロになりたい!」と思う方は、
ご自分が学んでいるコースや目指している資格を見直してみては如何でしょうか?
私は、
「これは・・・趣味ではない! 仕事にしよう!!」と思った時、
すぐにイギリスに渡ってRQA(現在のIFPA)のコースに入りました。
意識の高いクラスメイトに囲まれ、寝ても覚めてもセラピー三昧の日々を過ごしたことが、
技術的にも、マインド的にも、
自分を大きく成長させてくれ、プロのセラピストにぐっと近づけてくれたのだと思い、
先生やクラスメイト達にとっても感謝しているのです。
プロのセラピストと趣味のセラピストの違いは、何でしょうか?
①「プロは、お金をいただくからには、どんな方にもご満足いただけるセラピーを提供しなくてはならない」
お客様の来店目的が、スポーツ後の筋疲労緩和かもしれませんし、
睡眠の質の改善かもしれません。
どんなお客様にも、結果を出して大満足していただける技術力が必要というのは
言うまでもありません。
もちろん、ご満足いただけるだけではなく、
喜んでリピートしていただけたら最高です。
②「プロは、見ず知らずのお客様にもセラピーを提供しなくてはならない」
趣味であれば、友達や家族など、知っている方のみが対象ですが、
プロは、知らない方にいきなり施術する必要があります。
お客様は、筋骨隆々かもしれませんし、痩せ型の方かもしれません。
強揉み好きかもしれませんし、ソフトタッチを好むかもしれません。
超毛深い方かもしれませんし、
うつ伏せや仰向けが苦手な方かもしれません。
一遍通りの手技だけでなく、
色々なバリエーションが必要ですよね。
そして、
妊婦さんかもしれませんし、病気療養中かもしれません。
もちろん「禁忌に当てはまる場合、施術をお断りする」という決断もあるかもしれませんが、
何と説明するのでしょう?
その判断や説明も、自分の責任で行わなくてはならないのです。
IMSIは、プロのセラピストを20年間育成している自然療法のスクールです。
全くの初心者の方が、プロのセラピストとしてデビューできるようになるまで、
全ての科目を約1年かけて、丁寧に、ご指導していきます。
そして、卒業生が、セラピストとして困ったことや悩みの壁にぶつかった時、
いつでも立ち寄って相談できる、そんな場です。
「自然療法を仕事にしたい!」
「家族のためにセラピーを学んだけれども、やっぱり仕事してみたい!」
「OLを辞めてセラピストに転職、大丈夫かな・・・?」
という方、是非ご相談くださいね。
他協会のアロマやリフレクソロジー資格をお持ちの方が、
IFPAアロマセラピストやDIセラピューティックリフレクソロジストへの移行の際には
特別サービスも行っています。
ご興味のある方は、個別相談も随時承っていますので
お気軽にお問い合わせくださいね。