2019.08.29
セラピー後の反応について
築ウン十年、全く手入れしてこなかった家をリフォームすることになりました。
最初に必要な作業は、何でしょうか?
壁紙の張替えや、床の修繕の前に、やることがありますよね。
答えは・・・、大掃除! 特に、不用品を捨てることです!
同じようなことが、身体にも言えます。
自然治癒力が発動するとき、まず最初にすることが、
不要品を捨てること=「毒素の排泄」なのです。
ですから、程度の差はありますが、自然療法を受けた後、毒出しの期間(好転反応と言われます)があるのです。
食事療法や断食、ヨガなどで起こることもあります。
東洋医学では、「瞑眩(めんげん)」と言われ「瞑眩なくて効果なし」と言われることもあるのです。
排毒するのに、一番手っ取り早い方法は「お手洗いで出すこと」ですよね。
セラピーを受けた後に、よく水分の摂取を勧められるのは、このためです。
いつもよりもお通じが良かったり、お手洗いに行く回数が多かったりするくらいでは、殆どの人は気に留めないのですが、
水分摂取が少なかったり、溜まっている毒素が多すぎたりすると、不快な症状が身体に現れることがあります。
セラピー後の反応としては、主に下記のようなものがあります
・目やに、鼻水、痰などが出る、お腹が緩くなる、尿の色が濃くなる
・皮膚に湿疹がでる(アトピーの方など、皮膚が排泄ルートになってしまっている方は皮膚に症状が出やすい)
・発熱や熱感 (治癒に必要な部位に熱が集まるため、身体全体には冷えを感じることもある)
・吐き気
・古傷の痛み
・だるい、眠い
・その他、持っている症状、薬で抑えている症状が強く出てしまう など
また、上記のような身体症状のほか、感情面でリリースが起こることがあります。
・怒りっぽいなど感情的になる
・悪夢を見る など
このような反応が出たときは、水分をよく摂ってゆっくりと休むことが必要です。
また、排毒期間ですから、当然ながら、新たな毒(お酒、添加物、化学薬品など・・・)をできるだけ入れないようにしたいものですネ。
では、反応が出やすい人はどのような人でしょうか?
・薬を長期服用している人
・症状を抑えるための治療をしている人
・毒素を溜め込むような生活をしている人(汗をかかないなど)
・自然療法を全く、または、殆ど受けていない人
・敏感な人(薬がとても効きやすいなど)
この様な方にセラピーを行う場合は、必ず事前に反応についてよく説明し、同意を得るようにするほうが良いでしょう。
反応の出方は、受け手がどれだけの毒素を溜め込んできたかにも寄るので、セラピストによるコントロールは難しいもの。
もしブライダルなど決まった日に反応を出したくない場合は、時間に余裕を持ってプランを組んでいくと良いでしょう。
そうそう、使った商材によるアレルギー症状やかぶれは「好転反応」ではありません!
身体に合わないものは、すぐに使用は中止するようにしましょう。
9月14日&15日のインガ・ドーガン先生来日ワークショップは、リフレクソロジストでなくても参加可能です。是非ご参加ください!
インガ・ドーガン来日「セラピューティック・リフレクソロジー」
「本当に効果のある世界の自然療法を伝えたい!」という想いの詰まったIMSIのオープンキャンパス(無料体験会)。
自然療法にご興味のある方は是非いらしてください!
医療現場でアロマセラピーを活用したい方は、こちらをご覧ください。