2019.09.14
南アフリカより~インガ・ドーガン先生来日ワークショップDay1「足は嘘をつかない!」
南アフリカより、インガ・ドーガン先生が来日されました。
リフレクソロジーの治療効果を証明し、国家資格に導いたインガ先生。
「セラピストという職業柄、自分が病気になる訳にいかない!」というのがモットーで、
セラピストになってから一度も病院に行かず、健康保険にも入っていないインガ先生。
私のセラピスト人生に多大な影響を与えた師匠を、日本の皆様にご紹介することができて、
とても嬉しく思います。
ワークショップ初日の今日は、興味深い写真の解説からはじまりました。
リフレクソロジストなら誰もが知っている、古代エジプトの壁画の写真。
インガ先生は、ヨハネスブルグのアカデミー35周年記念としてエジプトを旅して、
実際に壁画を見たのだそうです。
そして、本やインターネットで言われていることとは全く違うことが発覚したのだそうですよ。
インターネットで何でも手に入る便利な世の中ですが、
インガ先生のように実際に自分の足を使って行動する人が、
真の情報を手に入れられる人なのですネ。
もちろん、今回のワークショップに集まってくださった皆様も、
情熱と向上心と行動力を持った素晴らしい人たちです!
さて、今回のワークショップの主なテーマは「呼吸器系と皮膚」。
でも、私たちは、「喘息はここ、気管支炎はここ、風邪はここ・・・」といったツボを学ぶ訳ではありません。
セラピストとして、「肺や気管支を通る経絡」を考えるならば・・・、
それは、胃経、腎経、肝経!
インガ先生は、一般に知られている表面の経絡だけでなく、
古代の文献に記されている「経絡の内枝」、つまり「身体内部を通るライン」にも注目しています。
例えば、「大腸経」の経絡は、一般の経絡本では「人差し指から腕、肩を通って鼻のキワへ」と言われていますが、
これでは大腸を通っていないですよね。
古代の文献では、鎖骨から身体内部に入り、肺を通って大腸にまで届いています。
40年にもなるインガ先生のセラピスト経験で得た知見と、この経絡の内枝のラインは、ピタリと一致するのだそうです。
この経絡の内枝、こんなに活用できるのに、一般の本で紹介されていないのがとっても不思議です!
インガ先生の講義は、いつもセラピストとして、そして、人として、本当に大切なことを教えてくれます。
医師はどのウイルスによる感染症かといった「外からの原因」を調べ、病名を付けますが、
私たちにとって大切なことは、「その器官にはどの経絡が通っているか」ということ。
例えば、小児喘息だった子どもが、思春期になって顎のニキビに悩まされ、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断されたならば・・・、
医師はバラバラに治療するけれども、私たちはそれらの器官を通る経絡「胃経」の滞りであることを確認し、
胃経を整えるトリートメントをするのです。
また、胃が胃酸をしっかりと分泌し、消化をサポートするようなアドバイスも重要です。
「経絡、難しい・・・!」という悲鳴が聞こえてきそうなのですが、
実は、経絡をしっかりと学んでいなくても、ちゃんと結果が出せるところが、このセラピーの素晴らしい所(笑)。
でも、「足は嘘をつかない!」「足はレントゲンのようにクリアに人体を写し出す」というインガ先生の言葉を聞くと、
「経絡や反射区をしっかりと勉強せねば~!」という気持ちになりますよね!
さて、午後は実技の時間。
「チューニングフォーク」や「オペラ歌手の歌声」が空気のバイブレーションを引き起こすように、
私たちのリフレクソロジーは身体の細胞や組織にシッカリとしたバイブレーションを引き起こします。
インガ先生が開発したセラピューティック・リフレクソロジーは、全く強い圧はかけないのに、
足から離れた部位の滞りも、爆破してくれるようなパワーがあります。
趾をグリグリと刺激するだけで、アチコチから悲鳴や歓声が聞こえてきました。
「No Pain, no gain! (痛みなくして得られるものは無い!)」のトリートメントなのです。
たった数分で、額や手に汗をかいた方も。
そして、多くの方が「熱い!」と感じ始めました。
まさに、バイブレーショナル・メディスン(波動医学)。
施術する側まで、熱くなってくるのです。
世界でも知る人ぞ知る、このテクニック。
最後は、クリームを塗布してリラックスタイムで終了。
所要時間は10分~15分で、足に存在する6つの経絡を隈なく刺激し、身体の全ての臓器と器官にバイブレーションが到達しています。
それ程難しくはないため、皆さん、短時間でもとてもお上手になりました。
同じトリートメントでも、その効果は人に寄るもの。
私たちが今日したことは、自然治癒力の刺激であり、治すのは自分自身です。
これから、ヒーリングリアクションが始まります。
「今日は軽い食事とハーブティーで過ごし、チョコレートは食べないでください。」というインガ先生のアドバイスもありました。
明日の皆さんの反応が楽しみですネ。
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